The Way to Nowhere

あるITエンジニアの雑文。

2009年03月

戦うか、逃げるかと言えば

なぜかタイムリーに同じような話が目に留まってしまうものですね。

戦うか、逃げるかの話、再び - Tech Mom from Silicon Valley
他人を変えることなんてできない。まして、巨大な日本という国のエスタブリッシュメントの人々を変えることは不可能に近い。一人でも戦う力のある人や、みんなをまとめて戦うことができる人はともかく、そうでない人はやっぱり「逃げる」のがいいように思う。逃げるにもいろいろあって、別に海外脱出までしなくても、国内でも「よりよい環境」にみんながどんどん移れば、そちらにだんだん力が集まっていくはずだ。

あえて「逃げる」って表現するくらい開き直るのもありだね。

少なくとも他人とか会社を変える為に「戦う」気はさらさらない。それは目的じゃないし。

「計算されたリスクを取れ」 - 『会社に人生を預けるな』

少し前ですが、勝間和代氏の『会社に人生を預けるな』を読了しました。

会社に人生を預けるな


内容はリスクリテラシーの必要性を説いた本であり、タイトルから想像した「終身雇用制度」とか「雇用の流動性」にまつわる話そのものは大体3分の1くらいかな、との印象で、多少肩透かしをくらった感じ。
確かにサブタイトルには「リスク・リテラシーを磨く」とあるんですが。

「終身雇用制度が日本の高度経済成長を支えてきた」とか「今もそれを維持しようとしているから様々な弊害が現れている」というのは、初めて聞く話ではないしその理屈を頭では理解できるのだが、「終身雇用制度」ってそんなに一般的に浸透し刷り込まれた考え方か?っていうのが、私自身の感覚である。
そもそも父親はずっと自営業者で「終身雇用」みたいな枠とは無縁だったし、私自身も就職を意識し始めた大学生の頃に「終身雇用の崩壊」みたいな話を聞いて初めて「今まではそんなものがあったのか」と知ったくらいの感覚である。

とはいえ、入社する時から「定年まで一生勤めるつもりはない」とずっと思っているけど、10年以上たって未だに一度も転職したことがないという現実は確かにあるんだよね。
終身雇用を望んで過剰な労働に耐えているなんて感覚は全くないのだが、それでも転職しようというのは相当なパワーが要ることだという事は実感している。

私の場合は、SIerの技術者としては会社は大小様々あるし会社を移るだけなら簡単だろうと思う。
他の同じような会社の人たちと同じプロジェクトで仕事することが当たり前になっているから、自分のスキルがどの程度現場で通用するのかは大体わかる。
でも、会社が変わっただけで結局同じような仕事を繰り返していくなら、環境が変わることによる余計な負荷だけが増えて意味がない、とも思っている。
自分のスキルもキャリアもステップアップしていると思えるような変化でなければ意味がないと思いながら、昨今の経済環境の悪化もあってそう簡単には行かないだろうとちょっと躊躇しているような状況かな。

著者はもう相当高いステージに上がっていて「社会を変えよう」という気概が存分に伝わってくるのだが、その分個人レベルでは共感しずらいものになっているような気がしました。
大部分で論じていることはテーマが大きくて、とても個人レベルでどうこうできるような話ではないと思ってしまう人が多いような気がしました。

とはいえ、最終的に「一人一人が少しずつ意識を変えていきましょう」という旨の訴えかけは忘れてはいません。「ちゃんと最後まで読め!」ってことなんです。


P.92
リスクを取れ、とは正確には「計算されたリスクを取れ」という意味です。英語にすると、カリキュレイテッド・リスクになります。
普段、私たちがなぜリスクを取れないかというと、それは計算ができないためです。ところが、取ろうとしているリスクがもたらす損失とリターンの最大と最小がわかっていれば、最大限まずいシナリオになったとして、これくらいの損失であれば自分が許容できる範囲であると決断でき、リスクを取れるようになります。
宝くじにおいてなぜ多くの人がリスクを許容するのかというと、3000円や5000円といったように最大損失が分かっているためです。
これに対して、終身雇用制の枠から抜けて転職のリスクが取れないのはなぜかというと、取った時に起こりうるリスクを計算できないか、計算すること自体が恐ろしいからです。

この「最大損失は何かを考えて自分が許容できる範囲ならそのリスクを取る」というのは、なるほど!と思えた。すごくすっきりしました。

転職の話で言えば、思うようにうまくいかないことがあっても、今と同じような仕事に就けて多少収入は落ちたとしてもそうしてなんとか食っていける、その程度には自分のスキルに自信があるんだったら、やってみたいことにはチャレンジしてみたらいいってことだと思った。
後は一時的に仕事に就けない状態ができたとしても今の蓄えならどれくらいの期間それが許容できるのかをちゃんと把握しておくってことだね。

後先全く考えずに飛び出すこととは違う。それを自分がわかっていればいい、ってことなんだよね。

あいのりの最終回スペシャルを見てしまった

このところは全然見ていなかったので、前回までから続く話の流れは全然わかりませんでしたが、それでもシュレックの告白はかっこよかったと思ったよ。

それにしてもあの唐突な終わり方、さすがフジテレビ...とでも言うべきか。

きっと残ったメンバーのVTRが全くないわけはないと思うけどね。

きれいな締めくくり方に使えるネタはなかったということなんだろうな、と思いました。

Stanford Commencement Address by Oprah Winfrey

オプラ・ウィンフリーといえば、私にとっては『Life Strategies』の冒頭で引き合いに出されていた、くらいの印象だったのですが、こんなものがあったんですね。
やっぱりSteve JobsのCommencement Addressからのつながりで見つけたのですが。

Oprah talks to graduates about feelings, failure and finding happiness


YouTube - Oprah Winfrey's 2008 Stanford Commencement Address


最も印象的なのはやっぱりここかな。
You need to focus on the now, what you need to do now.
She's saying, like Eckhart Tolle, that you have to live for the present. You have to be in the moment. Whatever has happened to you in your past has no power over this present moment, because life is now.
要するに「今を生きろ」ってことなんだけど、特にこの最後の1文は強力な印象です。

ちなみにこんなものもありました。当時既にチェック対象のブログに入っていたと思うけどスルーしてました。
404 Blog Not Found:惰訳 - Stanford Commencement by Oprah Winfrey

ちなみに上記の箇所は、こうなっています。
Eckhart Tolle と同様、彼女も、生きなければならないのは今ここにある現在なのだと言っているのです。その瞬間にいなければならないのです。あなたの過去に何がおころうと、それは今のこの瞬間のあなたにはなにも出来ない。人生は、「今」なのです。
やっぱり英語のままの方がしっくり来るしかっこいい。

2009年2月の記事別アクセス状況まとめ

前回のまとめ記事から間に2つしか記事がないのですが、Google Analyticsによる本blogの2月の記事別アクセス状況をまとめました。
ちなみに先月分はこちら

  1. Bloggerでトラックバックをできるようにする (2008/04/20)

  2. フォトリーディング練習中 (2008/05/24)

  3. Oracle 11g をインストールしてみた (2008/01/28)

  4. mixiがつまらない理由 (2008/02/14)

  5. UNION と UNION ALL の違い - SQL (2008/02/18)

  6. MR.BIGがオリジナルメンバーで再結成だって (2009/02/05)

  7. 就職氷河期世代の自己責任 (2008/03/01)

  8. グロービスの『クリティカルシンキング』修了 (2008/09/22)

  9. 「勉強」とか「頭がいい」とか (2008/12/28)

  10. Virgin Killerのジャケット画像 (2008/12/14)


上位は相変わらずな記事が多い中、一応MR.BIGが新しくランクインした。

トップページはこのランクは除外していて、今までは常にトップページのページビューが一番多かったのだけれど、今回の1位は初めてトップページよりもページビューが多くなっていた。

2月はまとめ記事含めても5件しか書けなかった。
まあ、リアルに仕事が忙しいという事もあるんだけど、一番大きいのは朝型の生活に変えたいと思って夜中の活動を控えめにしつつも朝型にできていないということかな。

なぜそうなるかというと、やっぱり残業しているからなんだろうな、と思った。

本当はもっといろいろ書きたいと思っています。
記事検索
livedoor プロフィール
Twitter
AdSense
Amazon


  • ライブドアブログ