The Way to Nowhere

あるITエンジニアの雑文。

2010年12月

2010年も1年間お疲れ様でした!

すっかり忘れていたが、1年前にもこんな事を書いていたようなので、今年も何か書いておこう。

今年も1年間お疲れ様でした!
その変化はまだ始まったばかりで、来年もさらに大きく続いていくと思う。

もちろんいろんな意味では変化は続いているのだが、1年前に思っていたところはもう1歩足りてない感じでしょうか。

「変わらなきゃ」とか自分で言ってる状況ではまだまだ甘いということかな、とも思います。

年が明けたらまた色々と目まぐるしく動き出して、そんな事ボーっと考えている余裕などなくなるかもしれません。
そんな風にして全力で走っていった先に何が見えるのか?を楽しみにしていたいと思います。

来年もよろしくお願いいたします。

『君がオヤジになる前に』

堀江貴文氏の「君がオヤジになる前に」を読んだ。

「オヤジ」というのは単純に年齢のことではなくて、「あらゆることを、より良き方向へ改善しようとすることを放棄してしまった者たち」を表す言葉として使っており、それを別の言い方をすれば「思考停止状態」という事であり、要するに「オヤジになるな」、「思考停止するな」というのが本書のテーマである。

君がオヤジになる前に


25歳から35歳までの年代別に一般的ありそうな悩みや不安に対して提言という形を取っている。
そういった企画そのものは今までとは違うし、例としてあげる具体的な話は新しい事もたくさんあるけど、基本的にそのシンプルで合理的な考え方は、他の著書やブログ、メルマガなどを読んだ事があれば、特別新しくはなくいつも通りという印象と思った。

一方で「38歳の僕へ」と題して彼なりに悩みながらも前進している姿を晒しているのは、とても新鮮でした。

ここと最後の福本伸行氏との対談が特に面白い。

個人的には福本氏の発言でこれが印象的だった。
サイコロの出目でいえば、日本人に生まれたというだけで、最初から6を出しているようなものじゃない。
確かにそうだな、と。努力次第でやりたいことがやれるようになる、その為の下地は日本には十分あるよね、と。

もちろん本書に書いてある事全てに同意はできないけど、まあそういう考え方もあるかと理解はできる。
「これを鵜呑みにしたらちょっと...」みたいな事を書いてあるレビューが散見されるけど、本を読んでその内容を「鵜呑み」にする事自体が思考停止だし本書の主旨とは違うと思うよ。

これもフローの一環と割り切って読んでみるのは悪くないと思う。

Burrn!電子版はもう終わったのか?

これ書いたのつい最近だと思っていたのだが、わずか4ヶ月とは早すぎる。

Burrn!が電子雑誌化された
なんとBurrn!は電子版が出ていた。

いや実際に「発売中止」とかそういった情報自体が全然なくて、Magastore から消えている事だけが事実として確認できるという感じで。
Magastoreのサイトにもシンコーミュージックのサイトにも何にも書いてないんだよね。

もともと通常の発売日よりも電子版が出るのは遅かったから、Magastoreのツイートが出るのを気長に待っていたのですが、さすがに遅すぎだな~とサイトを見に行ったら、そもそも取り扱い雑誌から消えていた、というわけで。

雑誌や書籍の電子化はまだみんな手探りな所があって、よくわからんが様々な事情があるんだろうけど、一度始めたなら告知とかはちゃんとして欲しいよな、と思うわけであります。

こんなつまんない事で読者を失っていくのはもったいないと思うのだが。

SIerが人月商売から脱却するのはやっぱり難しい

これはもう散々言われてきた事で、今さら私が言うような事でもないわけですが、自分の実感として改めて思う所があったので、まとめておこうかと思いまして。

SIerが人月商売から脱却する為に、様々な策をいろんな人がいろんな所で語っているよう。
それで大体は、サービス化とかSaas化みたいな話になりがちなわけで、方向性の一つとしてそれはそれでいいとは思う。

ただ、顧客への請求を人月ベースに依拠しないビジネスモデルを探るにしても、そもそも「価格」ってどういうふうにしたら決められるのかって事を考えないといけないと思う。

当たり前の話ではあるが、一般的にモノやサービスの価格は、そのコストと顧客価値の間に適当な落とし所を見つけて決まることになる。

 コスト ≦ 価格 ≦ 顧客価値

コストは厳密には「見積コスト」という事になるのだろう。
見積コストを下回る価格は赤字確実なわけで、ビジネスとして継続できないし、ある意味で利益供与になってしまう。また、顧客が見出す価値を超えた高値では売れるわけない。

別の手段で回収する方法があるなら、それらも含めたビジネスモデルとして考えるべき話である。

で、人月商売とは結局このコストベースの価格決定方法だけにロックされてしまっているって言う事なんだよね。
これは単純にSIerだけの問題でもなくて、顧客企業側もほとんどのシステム投資は「コスト」としか見れないから、最もわかりやすいしリーズナブルなわけだ。
SIerは人月商売から脱却したくても、顧客側はそう簡単には納得しないよね。
かかるコスト(とSIerの適正な利潤)を超える金額を払うという事になるわけなんで。

また、顧客への課金方法がどうなろうとも、内部的な人件費コストはやっぱり人月で見積もるしかないわけで、だから単純に人月の考え方自体を否定するのはちょっと違うと思うわけです。

つまる所、SIerはそのシステム投資の「顧客価値」が見積もれないので、コストベースで積み上げた金額しか提示できないわけですね。金額の根拠を説明するのもコストの話がわかりやすいし合意も得られやすい。
それは顧客側もほとんど似たような話だと思うわけで、本当にそのシステム投資の価値が見積もれているのかというのは結構疑問。
「とりあえず予算がこうだから、この範囲でやるしかない」というのも一つの価値基準ではあるけど、本当ならそのシステム投資によってもたらされる生産性の向上や収益機会の拡大によって得られるはずの「キャッシュフロー」から投資予算も決められるわけなんだけどね。

かなり大きな企業なら程度の差はあっても何らかその手の根拠を持って投資予算は決めるのだろうけど、実際そういう段階の話に関わった事はないんでよくわからない。
また、予算はそういうふうに決めていたとしても、SIerへの発注をどうするのかはまた別の話だしね。

というわけで、あまりまとまっていませんが、顧客への課金方法は色々手を打ったとしても、内部のコスト計画上で人月の考え方は外せないわけで、収益ベースとコストベースが直接リンクしないところをいかに折り合いを付けてビジネスモデルを作るかっていう、他の産業だったら普通にやってそうな事をやる必要があるよという話だね。

さらにSIerにとってはシステム投資の顧客価値をいかに見極めていくかというのが大きなテーマとしてあって、さらにその範囲内でできるだけ「高く売る」にはどうしたらいいかを考えていく必要があるよね。顧客のシステム投資に対する意識を変えていけるような提案が必要なわけです。
一般的なレベルの話では、やっぱり蓄積したノウハウを結集して何がしかのテンプレート化、パッケージ化、サービス化をするって話なんだろうなぁ。
その「何がしか」をどう見極めるかが問題なわけだし、今まで普通に受託開発だけやってきた会社にそう簡単にできる事じゃないのだろうけどね。

『大人げない大人になれ!』

成毛 眞氏の著書、発売されたのは1年以上前。
出た当初は多少気になりつつも、なんとなく内容が予想できる感じなので、あえて読まずにいたのですが、iPhoneアプリで出ているのを見て、今さらながらに読んでしまいました。

大人げない大人になれ!


著者の本としては以前に『本は10冊同時に読め!』を読んでいた事もあって、どんなタッチかは大体想像できた。
で、まさに想像通りというか、本のタイトルの通りで、「大人げなさ」を発揮してすごい事を成してきた人達の具体例がこれでもかという感じ繰り返されるわけです。

そんな中で、かのビル・ゲイツも大人げない人間の例として何度も登場するわけですが、意外なことに「ビル・ゲイツは彼の大人げなさをもってして、ビジネスでの成功をおさめたわけではない。」との断りが。
この辺の話があるからこそ逆に読んでよかったね、と思えたところでした。

ともかく好きな事、自分がやりたい事を突き詰めていきたいね、と改めて意を強くした次第であります。

2010年11月の株価など雑感

これもかなり時間が経っててアレなんですが、11月のポートフォリオ締めての雑感など。

11月は引き続きJ-REITが伸びてました。
後は日経平均の伸びからも明らかなように日本株も伸びた。
海外債券は相変わらず落ちているかな、というところでしょうか。
新興国系はまちまちで、中国はちょっと上がったけどインドは明らかに落ちているようでして。

J-REITの伸び方はちょっと尋常ない気もします。
そう言えば最近、証券会社のサイトでもJ-REIT特集とかやり出してたね。
そろそろ一旦利益確定を考えた方がよいかなとか思いました。

で、日経平均のローソク足でも見ながら、この先どうなりそうか考えてみようかと思ったら、マネックス証券が落ちているようでして。

11月はちょっと日本株の上がり方が急ピッチ過ぎだった感じはしてます。
まあ目先はさらに上げるとしたら過剰流動性の影響くらいしか考えられませんので、上がっても下がってもよいように準備をしつつ、全体的な傾向とは別に個別の動きを見ていこうかという感じですかね。

またまたIFRS Certificate試験を受けた

もう1週間前の話ですが、IFRS Certificate試験を受けた。これで4回目。

相変わらず勉強時間を確保できないまま、当日を迎えてしまったわけで、試験の感触としては相変わらずといった感じでした。
今回は前日よく寝てから行ったせいか、ちゃんと見直しをする集中力があったんですが、見直ししていたら、途中退出できなくなってしまった。

そういえば、今回から受験料が「通常」35,700円のところを、
「早期割引価格」とかで先着250名で28,350円になってた。
金額的には円高ポンド安の差益還元とみてちょうどいいくらいなんでしょう。

なので「先着250名」に限る意味がよくわからん感じではありました。
過去の受験者データ見ると受験者数は200人前後、下回っている時の方が多いくらい。
確かにこれからさらに注目されてくるかも、という面はあるものの、割引適用されない人って相当運が悪いような気がする。
というかそもそもIFRSに対して出遅れているとでもいうべきか。

『Come Alive』 - Terra Nova

オランダ出身の「アメリカンハードロックバンド」TERRA NOVA の約5年ぶりの新作。
実は8月には出ていたらしいが、知らなかった。

Come Alive

  1. Come Alive
  2. Fighting Yourself
  3. Holy Grail
  4. Here Comes The Night
  5. Those Eyes
  6. Under Pressure
  7. Do Or Die
  8. Who Can You Count On
  9. My Own Way
  10. The Final Curtain
  11. One September Morning


同じテイストって事で昔から好きなファンには抵抗なく聞けるものだろう。
個人的には、最初はちょっともの足りない感じがしつつも、繰り返し聴き込むうちに良い曲が多いと思えるようになってきた。

"Fighting Yourself"とか"Under Pressure"のドラマティックな展開は、「アメリカン」なバンドにはそうそうできるもんではなかろう、と思います。

11曲目は日本盤ボーナストラック。ボーナストラックなしでよければダウンロードで1,500円で買えるようですが。

で、最初に感じた「もの足りなさ」って何だったんだろう?としばらく考えていた。
時々、Bon JoviJourney を想起させるんだけど、そこまで行けていない感じがあったりで。

ある時"Under Pressure"あたりを聞きながら思ったのは、目指している理想の美の世界を時々垣間見せてくれるんだけど、それを表現しきれていない感じがあるのかな?ということ。
プロダクションとか演奏技術とかいろんな要素があって一概にどこが悪いとも言えないのだけれども。結局金(予算)の問題なのか?とか思ったりして。

まあ、ともかくTERRA NOVA 聴くなら『Livin' It Up』は外さないでくれ、と思うわけですね。


デビューアルバムとして荒削りな部分もある分、上記のような事は考えなくて済んでいたので、その分印象が良いだけなのかもしれないのですが。

変動金利の住宅ローン

この件、ちょうど1年前に書いていました。

変動金利の住宅ローン - 河野太郎ブログ「ごまめの歯ぎしり」 - BLOGOS(ブロゴス) - livedoor ニュース
この低金利時代に、変動金利の住宅ローンで家を買うことに僕は疑問を持っている。
僕が保守的すぎるのかもしれない。金利はこの先もあまり上がらないのかもしれない。上がっても少しだけかもしれない。固定金利で住宅ローンを借りてしまって、本来、払わなくてもよかった余計な金額まで返すことになるのかもしれない。でも、金利が上がるかもしれないのだ。そのリスクを理解して、金を借りているのだろうか、そして、その住宅ローンを借りている人の状況を理解して、金融機関は金を貸しているのだろうか。


Somewhere in a Way to Nowhere: 超低金利だから住宅ローンは長期固定がいいって本当か?
一時期に色々と面倒くさい手続きを終えたら後はひたすら毎月返済していくだけ、ある意味ほったらかしにしておきたい人はその方がいいと思うのかもしれない。
結局、長期固定で高めの金利を支払い続けるのは思考停止の代償という事なのでしょう。きっと。

2006~2007年頃には実際にちょっとだけ金利が上がって、その「ちょっとだけ」でも結構なインパクトがあったのは実感として持っている。
それでまたさらに上がっていくかもね、という雰囲気もちょっとあったので、もっと優遇効かせられる所に借り換えたりとかしたわけですが。
その時はとりあえず2年固定で様子見にしたのだが、結局アメリカのサブプライム問題やらリーマンショックやらがあって、金利はむしろ下がってた。

確かに安易に目先の利率の差だけ見て変動金利にするのはどうかと思います。
どれがいいとか一概には言えなくて、変動金利でも長期固定金利でもどちらを選ぶにしても、損得考えるならギャンブルみたいなものでしょう。
色々な要素をよく考えて自分の価値観とかスタイルに合わせて選択するしかない話だと思います。

本当はそもそも住宅ローンなんて借りない方がいいくらいに思っていたりしますが。自戒として。

2010年11月の記事別アクセス状況まとめ

Google Analyticsによる本blogの2010年11月の記事別アクセス状況をまとめました。


  1. Microsoft Money再インストールでオンラインサービスが再度有効になった件 (2010/09/20)

  2. VMware Player が「個人利用、非商用利用に限る」という件 (2010/09/18)

  3. WshShellの Execで実行したコマンドが終了しない (2010/03/29)

  4. Oracleの環境変数設定でハマッた件 (2010/09/23)

  5. mixiがつまらない理由 (2008/02/14)

  6. Blogger でトラックバックをできるようにする (2008/04/20)

  7. Burrn!が電子雑誌化された (2010/09/12)

  8. UNION と UNION ALL の違い - SQL (2008/02/18)

  9. Virgin Killerのジャケット画像 (2008/12/14)

  10. iPhone4 が来た (2010/07/26)



なんだかまた忙しくて、blog更新できんなー、という感じになっています。
まあ、今年書いた記事が上位に来るようになっただけでも、以前と比べたらだいぶマシになったのかなとか思ったりもしますが。

MS Moneyの件がこんなに伸びるとは意外でした。キーワード的には「移行」か「sunset」かという感じのようですが。

もうしばらくはこんな感じであまり新しい事が書けない状態が続くのではないかと思います。
記事検索
livedoor プロフィール
Twitter
AdSense
Amazon


  • ライブドアブログ