The Way to Nowhere

あるITエンジニアの雑文。

2014年01月

「SIガラパゴス」のERP導入における問題点

朝の電車の中で何気なくTwitterでつぶやいたら、記事の筆者ご本人に反応して頂きました。

記者の眼 - 「SIガラパゴス」を育んだIT部門の罪:ITpro

この話はもう何周目かな?と思うくらい、何度もグルグル回っている感もありますが、同じような主旨の話でも繰り返し訴えていくということも必要だと思うし、そういうお立場でもあると思うので、それはそれでいいと思っている。

私はフリーになってこの辺のテーマからは「斜め」方向に行ってしまったわけですが(斜めの上か下かはわからないw)、この記事を読みながらも、記事の論旨とは違う観点で思った事があるので、その辺りをメモ程度に書いておこうかと思います。

記事中で「ERPレガシー」という事に触れらている。
私もその「ERPレガシー」の作り込みに関与してきたと言える。
アドオンたくさん作ってきたな~と。まあ、それが仕事だったし。 

その点に関しては、記事のテーマにある通り、 ユーザ企業側の問題が一番大きいとは思うけど、長年ERP絡みのプロジェクトの現場にいて、それとは別の問題が2つあるなと考えてきた。

1つ目はERPのいわゆる「導入コンサルタント」の問題で、ちゃんとしたスキルとマインドを持った人が圧倒的に不足していると思う。
ERPパッケージの標準機能、業務プロセスを「そのまま使う」といっても、実際にはどこのセットアップ項目をどのようにセットアップして使っていくかということにはいろんな工夫の余地があると思っている。
だけど、できるだけちゃんと標準機能を使うようにしよう、という工夫をしようとするって事がない、そういうふうに考えられる人って少ないよな、と。
まあ、「標準機能じゃできませんね」ってことでアドオン化した方が商売になるっていうSIer側の事情も絡むのだとは思うけど。
そしてどうしてもなんらかのアドオン/カスタマイズは必要だとなったとしても、ただ普通に機能要件を実装するだけじゃない工夫の仕方がパッケージの場合はあると思うんだよね。

もう1つの問題は「スキルのある人材不足」とは裏返しとも言える話で、ERPパッケージをうまく使いこなす為に「コンサルタント」と称する高度なスキルのある人が必要って事は、そもそもERPパッケージ製品自体がまだまだイケていないんだと思っている。
色々と進化はしてきていると思うんだけど、難易度としてはむしろ上がっていると思うんだよね。

「各種セットアップをして標準機能だけで出来ます」とか言っても、実際のプロジェクトの現場でちゃんと動くようにするにはえらい大変だったりする。
ほとんどプログラミングしているみたいなものだと思う事があるけど、普通のプログラムみたいにエディタ上にシーケンシャルにロジックが見えるわけではなく、普通にプログラムを書くよりもむしろ難易度は高いと思える事もある。
それをプログラムを書かない(書けない)「コンサルタント」が対応しようとするものだから、そりゃあ炎上しますわ。。。

そんなわけで、もっと「簡単に」使えるようになる業務アプリケーションパッケージが必要なんだと思うわけです。

繰り返しますが、元記事の論旨とは違う観点の話をあえてしています。
ERPでサポートする業務プロセスがベストかどうかは本質的な問題ではなく、一つの標準プロセスに整流化することで、重複業務のカットなどの効率化を図り、一般管理費を下げることを目指す。
これ自体には基本同意していますので。
今現在あるERPがベストでないにしても、導入すると決めたからには今あるものを受け入れて、その中で工夫すべきだと思います。

時間がないので、この辺の話はまたあらためて考えてまとめてみたいと思います。

MacでWindows8.1も使えるようにしてみた

あけましておめでとうございます。
新年最初の記事だからといって、今年の抱負とか特に書かないのがこのブログの通例であります。

今まではモバイルのノートPCは会社から貸与されたものを我慢して使っていたのだけれども、フリーになったのであらためて持ち運びできるノートPCを持とうと思って、まあ雰囲気で Mac Book Air を買ってしまいました。
そうはいっても、やはり仕事上のPCで必要な事は全てノートPCでできるようにしたいとは思うので、Windowsが必要になる事は絶対にあるだろうな、という事でMacの中にWindowsの環境も共存させる事にしました。

元々Vmware Fusion があるのは知っていたので、まあその手の仮想マシンで対応するのだろうなあとは思っていましたが、時間ができたときに店頭で聞いてみると大抵はとりあえずBoot Campの事を勧められてました。あ、Appleストアでは最初はMicrosoft Office for Macの話をされたな。。。いや、そうではなくて、、、とちょっと話してもう二度とこの手の話を聞きにいく事はないな、と思いましたが。

で、まあBoot Campでデュアルブート構成で使うとかは、今さらないなーと思って、やっぱり仮想マシンにしようと思ったわけですが、今回はParallels Desktopを使ってみました。
なぜVmwareでなくてこっちかというと、オンラインのAppleストアで扱っていたからMac Book Air 本体と一緒に発注したというだけの理由です。Macではないけど、Vmwareはそれなりに使った事はあるので、違うものを試してみようかな、という考えもちょっとはありました。

インストール自体は特に難しい事もなくできました。
DVDドライブがなかったので、元々使っていたWindows7機の方でWindows8.1のDVDメディアのISOイメージを作って、それをMacに持っていってみたいな事はしましたが。
Mac用のDVDドライブを用意した方が無難だとは思います。
正直なところでは、普通のWindows8.1のインストール自体もやったことはなかったので、Parallels Desktop がやってくれているところとWindows8.1 のネイティブなインストールプロセスとの区別がはっきりとつかないままスルッと終わってしまって、動くようになりました。

WinInMac



















この画面ショットは仮想マシンがMacの1ウィンドウとして見えている状態ですが、Coherenceというモードで動かせば、WindowsのアプリもMac上のウィンドウに直接現れて仮想マシン上のアプリである事をあまり意識しなくても使える感じになるのはちょっと感動しました。
あ、これはVmwareでもできるっぽいですが。

まだMacもWindowsも自分の使いやすいように細かい設定をいじったりはできていないのですが、デフォルトの状態としては、まだMacの方が使いやすいなあという印象です。本当なら今までさんざん使ってきたWindowsの方が使い慣れてて当たり前のはずなんだけど、Windows8がかなり過激に変わってしまって慣れていなくて、Macの方がまだ元々のPCっぽい操作感があるからだろうと思います。

そして最初に入れたWindowsでしか使えないアプリは弥生会計でありました。。。
さすが多くの税理士を取り込んでいるだけの事はあります、はい。






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