The Way to Nowhere

あるITエンジニアの雑文。

2018年11月

PayPal.MeのURLを作ってみた

PayPal.Meのリンクというか、URLを取得してみた。

PayPal.Me - ソーシャルでかんたん請求|ビジネス向け-PayPal(ペイパル)

自分が支払を受け取る為に、自分専用のURLを伝えるだけで、そのURLから支払をしてもらえるようになる、というもの。SNSとかメッセンジャー系のアプリなんかを使って、よりカジュアルに請求と支払ができるようにしたもの、という事らしい。

受け取る側はビジネスアカウントが必要だし、支払う側も当然PayPalのアカウントは必要ではある。
この際せっかくなので、法人のアカウントも作ってみた。「本人確認手続き」などには多少の手間と時間はかかる。まあ、持っているだけでは手数料等の費用はかからないので、銀行口座と同じようなものとして持っていてよいだろう。で、こうしてやってみると、具体的に使う所をなんか作りたいと思うようになるものだね。

このPayPal.Meは支払う側が金額を指定・変更できるからか、「投げ銭」的な使い方ができるものとして紹介している記事などもある一方で、「日本では寄付目的では使えない」という話もある様子。規約を読んでもストレートにそう書いてあるわけでもなさそうで、よくわからなかったのだが、まあビジネス目的という事なのだから基本的にはモノやサービス提供の対価としての支払を受ける為の使用するものという事なんでしょうね。「事前に承認が必要な行為」に書いてある「慈善団体または非営利団体としての募金活動」とかは近い話かな。でも、そもそもそんな団体でないから関係ないかな。名目は色々と立てられるのだろうけれども、ともかく「商品」の定義と値付けを自分でちゃんとせよ、ということかなと思います。

というわけで、今のところ全く用途はないのだが、普通にビジネスとして「何かを売る」際に使える場を作っていこう、と思います。

PASMOが反応しなくなったら再発行

個人的にはキャッシュレス化がかなり進んでいて、そこでの大きな存在がオートチャージ付きのPASMOなわけですが、先日コンビニでの買い物の際にPASMOが全く反応しなくなってしまいました。

私の場合、通常はiPhoneのケースをプラスチックカードも収納できるものにして、そこにPASMOを入れておく形で、スマホとほぼ一体で持ち歩いているんですが、スマホケースから取り出して、カードを単独でレジのカードリーダーにかざしても全く反応しなくなってしまった。
その場は、だいぶ前に設定だけしておいて実際に使ったことがなかった「Apple Pay」支払を試してみる機会にして、なんとかしのいだ。

家に帰って、PCで残高確認できるカードリーダーにかざしても、やっぱり無反応。

で、ググってみたところ、まあ、やっぱり普通に使えなく事はあるようですね。
確かに最近は駅の改札でも「ピンポーン」と赤く光って、タッチし直す事が頻繁に起きてはいたのですが、こんな風に突然使えなくなるとは思いませんでした。
で、対処としては、再発行しもらう、という事のようです。

PASMOが使えなくなったとき:無記名・記名PASMO・PASMO定期券の再発行|紛失・再発行・払いもどし|PASMO(パスモ)
何らかの障害によってPASMOが使えなくなったときは、再発行が可能です。 使えなくなったPASMOの残額、定期券、オートチャージサービス機能も、再発行したカードに引き継がれます。 PASMOが何らかの障害により使えなくなった場合は、駅もしくはバス営業所等にお申し出ください。
PASMOを取り扱っている鉄道会社の最寄の駅とかで対応してくれるみたいです。
申込をすると翌日以降に受け取れるようになるようです。これは申込をした場所でなくてもよいようです。で、当然ですが、残高もオートチャージ機能も引き継いでくれる、という事で。

これは想像していたよりは、速い対応ができるようになっているな、との印象でした。「翌日でないとダメなのか?」と思う人も多々いるでしょうが、11年前にオートーチャージ付きのカードを入手した時は、申し込んでから家に郵送で送られてきてみたいな感じでかなりの時間がかかった印象しかなかったのでね。

障害による再発行の場合、再発行手数料もかからず、本人確認みたいな事もほぼなくてよい感じでした。カードの現物があるから、という事なんですかね。紛失による再発行だと、再発行手数料と新たなデポジットも必要で、本人確認の公的証明書等も必要なようで。まあ紛失だったらそれは当たり前か。

ちょうど、私が再発行を申込に行った時に、前にどうやら紛失による再発行の手続きをしているらしい人がいて、そこでの駅員の説明にも聞いていたんですが、どうも定期券を含むPASMOの再発行の場合は、再発行のカードを受け取るには定期券売り場のある駅に行く必要がある、という事を言っていた。その為に一度切符を買って、改札の窓口で再発行整理票にハンコを押してもらった上で、定期券売り場でカードを受け取る時に、かかった切符代も返金する、みたいな話のようで。
私の場合は、もはや定期券は全然得にならないので、買わなくなっていたので、そんな面倒はなくてよかった。

IMG_1841


そして、なんで壊れたのかな?という事をちょっと考えてみるが、まあやっぱりよくわからないよね。
iPhoneXに機種変更したことで、iPhone自体にもFelica機能がついていて、それと干渉しそうな状況で日々使っていた事とか、Qiでワイヤレス充電を使うようになってたとかも、多少気になるのですが、別にそれでPASMOのICが壊れるって根拠があるわけでもない。
私の場合、オートチャージ付きで入手してから約11年くらい同じカードを使い続けてきたわけなので、日々電車に乗るために使用している事も含めれば、手持ちのカード類の中では最も相当使い倒している、というか、酷使している部類のカードになりますね。それだけでも十分か、という気もする。そういえば、一時期、iPhoneXに変えた後くらいか、家にカードリーダーにはPASMOを単独でかざすと反応しないが、いつも入れているスマホケースに入れた状態だとちゃんと読み取れる、みたいな状態の時もあった。そんな事象も故障の兆しだったのかもしれない。

この感じで普段使いの電子マネーが使えなくなってしまう事もありうる、という事なので、キャッシュレス化を進めるにあたっては、複数種類の電子マネー等の決済手段を持っている事は結構大事だな、と思った次第です。

「登記・供託オンライン申請システム」を使ってみた話

自分の法人の登記簿謄本の証明書を取得するために、法務省の「登記・供託オンライン申請システム」というのを使ってみた。

まあ、実は5年くらい前に、自分が設立する会社名の案が既に登録されていたりしないか、というのを調べる為にIDの登録だけはしていたのだが、1年間ログインしなかった為にIDは失効、かつ同じIDでは2度と復活や登録はできない、という状態になっていた。

登記・供託オンライン申請システム 登記ねっと 供託ねっと
利用時間平日 午前8時30分から午後9時まで

なんか20年前のどこぞの企業の社内システムの稼働時間のようだ。

そういえば、以前のIDが失効した際も、ある程度事前に通知は来ていたので、一度ログインするだけでIDを延命できるのなら、それぐらいやるのはやぶさかではないと思っていた気はするのだが、この利用時間はたいていは仕事で外に出ていて、わざわざこのシステムのログイン情報なんて持ち歩いていないし、家にいる時はだいたいがこの利用時間外だし、という事で、この利用時間の制限の為に、なかなかログインできる機会を得られなくて結局そのまま失効してしまっていたような気がした。

まあ、実際の需要からすれば、これで十分成り立っているという事なんでしょうね。司法書士とか仕事でよく使う人などは、普通に平日の日中に使うのでしょうし、私みたいな数年に1度くらいしか必要にならない人からすれば、多少驚きはするものの「まあ、必要なのだから、しかたないなぁ」という事でその為の時間は調整して確保するからね。
ウェブだからといって、なんでもかんでも24時間稼働にする必要もない、という話は確かにあることはある。でも、一方でわざわざ時間で制限する必要のない、そんな仕組みにする必要もないんでは?とも思うわけですね。その方が余計なものが必要になるのでは?とか。

実際に使ってみると、単に検索や証明書請求の受付だけではなくて、手数料の支払をペイジーでやるにあたって、銀行のサイトと連携が必要だったりとかもあって、それなりのシステムだとは思いました。

で、実際に証明書請求で手数料の支払を昼過ぎくらいに済ませたら、郵便の発送はもう同日中にされて、同じ都内なので翌日には届いてましたので、このあくまで紙の証明書を発行・発送する運用としてはそれなりなんだと思いました。

結局、これを自分でPDFとかにするんですけどね。

LinkedIn経由で詐欺メールが来た話

LinkedIn経由で来た英語メールが、ジョブオファーの話ではなく、詐欺メールだったという話。

私も一応、LinkedInに登録はしていて、主にリクルーター系の人からの連絡は時々来るので、話を受けることはほぼないのですが、とりあえず返信くらいはしてみることもあります。なので、具体的な内容が全然書かれていないが「LinkedInのプロファイル見て連絡した。興味あるか?」という感じのあっさりした内容だったので、この時もそいういうジョブオファー系の話だろうと思って、「どんな内容か?」と思わず返信してしまったのですね。

そうすると、今度は一転、結構なボリュームの返信メールが来た。
なんとメールを送ってきたのは、イギリスの Standard Chartered Bank の Executive で、確かにその銀行のサイトで写真付きで紹介されている経営陣の中にその名前もあったのだが、内容を簡単に要約すると「遺言なしに亡くなった顧客の口座に結構大きな金額があって、親戚を探しても見つからないため、その資産が国に移管されてしまう期限がもうすぐだ。あなたは、その顧客と苗字が同じなので、その親戚として申し出てその資産を国に取られる前に相続して欲しい。で、その分け前は50/50で。」みたいな話。

そんな話あるかいな。どう考えても犯罪だし。City の銀行の上層部の地位を得たような人が、そんなリスクもあって、しかもある意味「せこい」事するか?とも思うし。
内容がとても信じられるようなものではない事もあるけど、メールの返信の引用部にある私がメールを送った送信日時が現地時間(のPC設定?)になっているようだったのだが、時差を考えると英国じゃない、たぶんアメリカの東海岸付近かな?という感じで、これで完全に「アウト」でしたね。

で、まあ、こちらの具体的な情報を出さなければ大丈夫だろうと思って、さらに質問とかしてやり取りしてみたんですが、とりあえずはこちらのフルネーム、住所、電話番号、職業とかの基本的な個人情報を得たがっていたみたいです。
その辺りの情報を要求されたところから、返信せずに放置しました。数日後に返信の催促が来たけど、もちろんそのまま放置です。

この手の話はよくあるようですね。中途半端に英語がわかる方が引っ掛かるという。
まあ、逆に細かい部分でもちゃんと理解しようと、少し英語の勉強にはなりました。

この記事の「英国からのメール」が、私の受信したものとほぼ同じでしたwww。

海外からの詐欺メールにご注意!その巧妙な手口とは!?(Episode-1) | Tequila Sunrise

ご注意をw。

記事検索
プロフィール

ntakano75

フリーランスでシステムエンジニアをやっておりました。

Twitter
AdSense
Amazon
  • ライブドアブログ