The Way to Nowhere

あるITエンジニアの雑文。

2019年01月

「起業」について、ふと思った事

なんとなく「ベンチャー」とか「起業」とかに関する記事とか話題に触れる機会が多い気がしていて、それはやっぱり、私自身も既に「自分一人会社」を作っていたりしていて、ある程度はそういう事に興味があるからなんだろうな、とは思うものの、やはり「起業」とかって、誰にでも勧められるものでもないよな、と思う。

特に「ビジョンが大事」とか「社会課題を解決する」とか、よく論じられているのだけれども、いや、そこまでして「やりたいこと」がある人なんて、そんなにいないよね、って思う。人それぞれに向き不向きがあるのは勿論のこと、誰かが起業した新しく成長していくビジネスにおいても色んな人を巻き込んで行けるからこそ成長できるわけで、そこではその起業した当人以外の人も必要となっていくわけだしね。

そして、「起業」すること自体に人それぞれの向き不向きもあって、誰もがやらなくてもよいと思うのとは別に、「起業」するにしても「ビジョン」とか「理想」とか「目標」とか、あまり意識高い事が必要と思わなくてもいいのかな、と思うわけですね。勿論、そういう「ビジョン」のようなものが発見できた人はそれに従ってやればいいけど、そういうものがなくても、もっと「ゆるく」とか「カジュアル」にやってみるでも良いんだろうなぁ、と改めて思います。

まあ「起業」という言葉がちょっと「重たい」印象を与えるのかもしれないですね。なんか「新しい事をしなければいけない」という風に考えてしまうのかもしれない。だったら、なんだろう、「独立」とか「開業」とかって言う方がよいのかもしれない。別に世の中的に新しくなくてもよいから、ちょっとでも「やってみよう」と思えた事をやってみればよい、と。それでいいんじゃないかと思います。

というわけで、自分には「やりたいこと」なんて、大してないんだなぁ、という事をあらためて「痛感」する今日この頃であります。

外付HDDの中のHDDを交換してみるとか

録画用にテレビにUSBで接続していたバッファローの外付けHDDが調子悪くなったので、そのケースを開けて中のHDDを取り出してみた。HDD自体はPCにつなげてチェックをかけるともう不良セクタだらけでチェックを続行不能になってしまうほどだった。なので、復旧は不能とあきらめた上での、分解して中がどんな風になっているか見ておくか、といった所です。

パッと見ではどうしたら開けられるのかわかりづらいのだが、この辺のサイトを参考にしてやってみた。

HDDの分解方法 バッファロー HD-LBU2/HD-LBU3シリーズ | データ復旧のパソコンサポートやまもと
ただし、このHDDはケースの分解をする難易度が高く、コツを知らない人だとあきらめるか、コツを知っていても作業の難易度からあきらめる確率は高いです。


で、こう書いてある通りで、確かにこのケースを開けるのはとても大変でした。私はまあ一応開けることはできたのだが、ケース内部の「ツメ」が一部折れたりとかしてしまった。一度開けたら、ケースの状態としては何事もなかったかのように元通りとはいかないだろう。色々と「傷」がつかないわけにはいかない、というか、無事にやるにはかなり場数を踏んだ経験が必要そうですね。まあ使用者が自力で開けたりすることは想定していないのだろうから、そんなもんなんでしょうね。

IMG_2108

で、当たり前だが、普通にSeagateのHDDとか入っているわけですね。
なので、そこに別のHDDをつなげても普通に使えますね。何の保証もないですけどね。

まあ、自分で選んだHDDを使ったり、交換したり、とかがしたいなら、普通に、HDDケースを買えばいいのに、って話ではあります。



「会社を辞めて自由に生きる」には

個人的には懐かしい分裂勘違い君劇場の「ド正論」ですね。

Twitterでこの記事のキッカケになったであろう「炎上事象」もある程度は見てましたが、まあそっちのサロンがどうとかの話はどうでもよいですね。

「会社を辞めて自由に生きたい人」にありがちな勘違い|ふろむだ@分裂勘違い君劇場|note
しかし、冷静に考えると、「会社を辞めて自由に生きる」って、ようは、「自分で商売する」ってことでしかないです。 具体的には、個人事業主になるか、会社を設立して経営するってだけのことです。 インフルエンサーだろうが、プロブロガーだろうが、Youtuberだろうが、全部同じです。

いやまさに、これその通りだな、と思いました。

私自身も個人事業主であるし、会社の設立もしているわけですが、現状のシステムエンジニアの個人事業主としては、わざわざ自分で営業しなくても仕事に困った事はないので、実際のところは「形式上」という感じで「商売している」という感覚はまだ強くないのだが、それでも一応案件を受けるかどうかは内容を聞いてから決めるという事にしているし、入った案件の中における自分のバリューはそれなりに意識してやっているし、今後「複業化」していきたいと考えると、「収益の上げどころ」を探っていくことになるわけで、それって「自分で商売する」って事だよなぁ、と実感し始めている所です。

これは前々から思っていたことではあるけど、一般的には会社員としての成果の上げられない人が、独立してもうまくいく可能性は高くないよね、とは思うわけですよね。まっとうな成果が上げられないから、「ある程度は成果を上げている感じ」を見せる為の一つの策として「社畜」的な振舞いがあるのかなという気もする。まあ、どんな行動が「社畜」的なのかというのも、具体的にはイマイチわからなかったりするのですが。で、だからといって、誰もが一定期間は会社員として勤めて経験を積み成果を上げて独立するのはその後にするべき、とも思っていない。会社員としての経験がなくても、ビジネスを成功させる人もそれなりにはいるでしょう。ただ、まあ、大部分の人はそうではなくて、一定の経験の蓄積とスキルを向上させる期間を以て自信をつけていく事は必要なのだろうな、と思います。

まあ、元記事にもある通り「向き不向き」だと思うので、今の自分の状況が「向いていない」と思ったら違う事も試してみればよいのではないの、という事だと思います。



GoogleやFacebookの広告が気持ち悪くなっている件

最近、と言っても、この数年で、GoogleやFacebookで出てくる広告は、結構「気持ち悪い」感じになってきるなぁ、と感じる時がある。

Googleなんかは、私自身が最近ググってアクセスしたようなサイトの広告ばかりが出てきがちになっている。ああ、こういうのが「リタゲ」というのかな、とか思いつつ。もはやその広告を表示しているサイトが、どんなサイトなのか、とかはあまり関係ない感じになっている。

Facebookは、私の現在の職場付近、東京の中でもかなり限られたエリアに通勤している人をターゲットにしたような広告が出てきたりする。別に職場付近でFacebookに何か投稿する事など全くないので、投稿している内容とかでわかる事ではなくて、単にスマホから取った位置情報使ってんだな、という気がする。タイムラインの内容から、その人に最適化された広告を出す事は全然OKな話だとは思うが、なんか自分で意識してそのサービスにアップしているわけではない情報が一番のキーポイントとして使われている感がわかると、さすがにちょっと...と思わないでもない。

まあ、このネット時代での「個人情報」については、そんなに気にし過ぎる必要はないと思ってはいるのですが、これ逆にこう「気持ち悪い」とか思うわせてしまう所がある意味で「まだまだ」なんだろうとも思ったりします。何というか、こういう自分の情報に基づき展開されていると思われる広告が「直球」過ぎるんだよね。広告は、当然広告であることを明示しなければいけないとは言いつつ、もっとさりげなく入り込んでいるようになる必要があるんだろうなぁ、と思います。

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ntakano75

フリーランスでシステムエンジニアをやっておりました。

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