実は昨年の7月に、日本盤は9月にリリースされていたらしいのですが、最近気づいた。
元TNTのシンガー、トニー・ハーネルを中心として、TNTWestworldの曲をアコースティックにアレンジし直した作品。
彼の地元NYで「ハードロック」でないメンバーによる新解釈というところらしいです。

Round Trip

  1. Somebody Told You
  2. Intuition
  3. Month of Sundays
  4. Lonely Nights
  5. Shame
  6. Northern Lights
  7. Down To The River To Pray
  8. Satellite
  9. 10000 Lovers
  10. Uninvited
  11. Ready To Fly
  12. When I'm Away
  13. Song For Dianne
  14. Anywhere But Here


全体的にはもともと良い曲であるし、「原曲に忠実に」アコースティック化している感じが多くて、心地好く聞ける感じかなと思う。
一部は「夫婦でデュオ」みたいになっているところもある。
個人的には1曲目とか3曲目とか最初の方に当時散々Disられていた『FireFly』の曲を持ってくる辺りにニヤニヤしてしまうわけですが。

そんな中でハイライトはやっぱり"Northern Lights"かな。
いい意味で原曲と違う感じが成功していると思う。

その一方で一番イケてないのは"10000 Lovers"だね。
なんかこの曲を「ムーディー」にねちっこく歌い上げられてもねぇ...
TNTの曲を評するのに「透明感が...」とか言うのは嫌いなのだが、そうは言ってもこの曲の場合はやっぱり明るく爽快な感じが合っていると思うわけですが。

Tony Harnell & The Mercury Train - Northern Lights (Official video)



それはそうと、Wikipediaによれば、トニー・ハーネルはこのアルバムのレコーディングよりも前の2009年に甲状腺ガンの手術をしていて、一時はシンガーを続けられるかどうかも危ぶまれたとか。
Tony Harnell - Wikipedia, the free encyclopedia
The vocal sessions started 7 months after a successful 5 hour surgery to remove his thyroid gland following a diagnosis of thyroid cancer in Jan 2009. The surgery threatened to end his singing career due to it's location across the front of his neck near delicate muscles and tendons used in singing.

これから彼が何をしたいのかはよくわかりませんけど、TNTとかの過去のイメージに囚われることなく、やりたいことをやっていけたら良いと思います。