今さらな感じですが、梅田望夫氏の『シリコンバレー精神』を読んだ。
本当は『ウェブ時代 5つの定理』を読んだのと同じ頃に買って、「積読」になっていました。
また、実際に読んだのは数ヶ月前でなかなかblogに書けずにいただけなんですが。

シリコンバレー精神 -グーグルを生むビジネス風土 (ちくま文庫)


1996年から2001年にかけての記事が中心なので、ある意味ではなつかしく、また「あの頃にこんな事が起きていたのか?」と感心したりという事で、それなりにIT業界に関わる人間にとっては読み物として普通に面白いと思いました。

個人的に印象的だったのは「アーリーリタイアメントのゴール」という話。
なんとかして達成したいとは思うものの、一方では現役で働いているからこその「人のつながり」を求めて働き続ける、というのも感覚的によくわかる、「ありそうなこと」だと思いました。

「好きを貫く」生き方については2~3年前の『ウェブ時代をゆく』でブームのようだったのが、金融危機やら不況やらで吹き飛んでしまった感もあるが、あらためて「好きを貫く」事について考えを整理してみるのも必要なのかもしれない。

この本自体はその辺がテーマなわけでもないのだけれど、ちょっと思い出したという事で。