最近の経済状況を考えたら、こういうニュースが出ることはある程度予想していたことだと思う。

livedoor ニュース - 大学生の「内定取り消し」始まった 理由は「経営が悪化したため」
米国発の金融危機や株価下落が、この数年、「売り手市場」といわれてきた大学生の就職戦線にも影響し始めている。「経営が悪化した」という企業側の一方的な理由で、9月ごろから「内定取り消し」をするところも出てきた。

最近は就職活動がどんどん前倒しになっている分、内定決めてから入社までの期間が長くなっていて、企業にとっては先の見通しが立てづらいのだろうな、とは思う。
倒産してしまっては元も子もないから仕方のないこともあるとは思うが、学生の側としては新卒採用でそんな下手なことをしているような会社なのだから、入社しなくて正解だったと考えればいいと思う。
そんな会社のことはとっとと忘れて、次の行動を起こした方がいい。

それはそうと、
「内定を取り消されて損害をこうむった場合、損害賠償請求ができます。例えば、内定をもらい、他の会社を辞退した場合などが考えられます。損害額は『次の就職が決まるまでの期間×支払われるはずだった月給』が妥当なラインでしょう」
まだ内定もらってただけの学生なんだから、『支払われるはずだった月給』ないてないだろうに。
なんてピントのずれた話をしているんだろう、って思う。

何もしないと「負けた」感があるのかもしれないから、損害賠償請求なんて話が出るのだろうけど、損害賠償請求なんて、業績悪化した会社と就職できない学生の泥試合でしかなくて、格好悪いよね。
そんなことしてももっと落ちていくだけだから、早く関わりあうのをやめた方がいいと思うよ。