あんまり元記事と関係ないかもしれないけど、仕事上でいわゆる大企業の方々と関わることはよくあって、ちょうどこの記事が出る少し前くらいから、もやもやと思い始めたことがあったんで書いておこうかなと思いました。

まあ、今の若者がどうすべきかとか別にどーでもいいんですけどね。
自分が何をやりたいのか自分でよく考えて決めればいいと思いますけど。

将来有望な若者の将来価値を毀損する、大きなワナ - Chikirinの日記
というわけで今日のお話は、「やった!頑張った甲斐があって、就活もうまく乗り切れた!」とか、「まあ、オレのスペックならちゃんと大企業&大組織に入れ るのも当然だけどね。」とか言ってる人は、実は「完全に周回遅れです」みたいな場所で人生最初の「働く訓練」を受けることがどれだけ自分の将来価値を毀損 する可能性があるか、よーく考えてみたほうがいいんじゃないか、ってことなのでした。
大企業で働くと毀損されるいくつかのコトについて - GoTheDistance

このように、大企業という所は人が立ち替わり入れ替わりしてもいいように、もっと言えば誰が辞めてもいいように作られたレールの上にお仕事の流れが 存在しますので、そのレールに5年も疑問を覚えず乗りっぱなしでいると世間知らずのおバカさんになってしまい、高確率で自分の頭で仕事を作り出せない市場 価値ゼロの人間になるかもしれないよって、指摘する必要もないのにわざわざちきりんさんは指摘していらっしゃるのです。上から目線とDISってる程度の方 にはわからない、ありがたい人生の先輩ですね。

もちろん大企業でしかできない仕事というのも存在しますし、市場価値の高い仕事は大企業に多く転がっているの事実です。ただ、大企業にあぐらを掻いてはダメだってこと。この10年で、どんだけの日本の大企業がくたばりましたか?



いわゆる大企業の人って、物事を理解するのが早く、どんな仕事でもそれなりに平均点以上にこなせる、みたいな所があって、なんだかんだ言ってもベースの能力は優れているというか、ベタな表現で言えば「アタマいい」人が多いな、というのは以前から思っていました。一見するとオチャラケた感じの人でも押さえるべきところはちゃんと押さえるというかね。

で、私の場合、いわゆる大企業の中でもやはり情報システムとか経理とかの人達と接することが仕事柄どうしても多くなるわけです。皆さん能力もそれなりに高く、接すれば人間的には「いい人」が多いと思いますが、新卒から生え抜きでずっとこういうバックオフィスな仕事をしているとか聞くと、こういう人は何を思って今のポジションにいるのかな?と不思議になる事はよくあります。
ITとか経理とかやりたくてその会社に入ったわけではないのだろうになあ、もっとその会社の「本業」に関わる部分に注目して選んだはずだろうに、とか。そうするといまだにその会社でその仕事をやり続けている理由ってなんだろう、とか勝手に思って切なくなったりするわけです。

まあアサインされて関わってからそういう仕事の意義とかもわかって続けているっていうのもわからなくはないですけどね。実際、きちんと本業の部分をよりよくする為にバックオフィスの部門として何ができるかをちゃんと考えて動いている人もいますからね。
特に私みたいなIT系の出入り業者が関わる時は、だいたいシステム再構築とかしている場合が多いわけで、そういう風に新しい仕事の仕組みとかルールを作るところに関われるのは大企業ならではなのかもしれません。

ちなみに元記事はそーとーな大企業を想定しているみたいではありますが、たとえ名もなき会社であっても100人超えてきたら、程度の差はいろいろあってもセクショナリズムとか勘違いした人が出てきたりして、注意してないとダメなんじゃないかねというのが、実感としてはあります。