2018年7月25日に発売された GOMES THE HITMAN の『00-ism』。2000年代にリリースされた『mono』、『omni』、『ripple』という3枚のアルバムのボックスセット。バンド名義のリリースは、その『ripple』の2005年以来の13年ぶりとか。さらに同日に『SONG LIMBO』という新録盤もリリース。




このGOMES THE HITMAN、ふだん私が聴くようなタイプの音楽ではないだが、学生時代のサークルの先輩のバンドというご縁があって聴いている。そんなわけなので、この『00-ism』が出ると聞いた時に、アルバムだったら全部持っているかな、と思って自分のMedia Libraryを見てみると、なんと『mono』はなかった。そんな事もあって(それだけではないけど)、かなり久々にCDを購入することになった。

そしてこれを機に、これらのアルバムだけではなくて、初期のインディーズ時代の作品も含めて、リリース順に聴いてみる、などという事も、繰り返し何周もやってみたりしたのだが、その結果として、『mono』がしばらくの間ヘビーローテーションになっていた。音楽的なことはよく聴くタイプの音楽ではないこともあり、よくわからないのだけれども、個人的に注目したのは、山田さんのボーカルの表現力の幅が拡がっているなぁ、という事。失礼ながら、決してわかりやすい「歌のうまさ」をアピールするタイプではないと思うけど、それでもやはり「歌、うまくなったな」と思うし、いろいろな歌い方を試している感じもする。年代順に聴いた時に、やはりこの『mono』ではなくて、は大きな変異をしているように思えるし、後の『omni』とか『ripple』も、『mono』を通過した後だからこそある感じがわかるような気がしてきた。

まあ、小難しい解釈はさておき、「情熱スタンダード」とか「夜明けまで」とかシンプルにいい曲だと思う。そして、これはあくまで私の個人的な感想。

ご本人がどう考えているか、いたかは、以下のインタビューなどにあるようです。

GOMES THE HITMAN 山田稔明が明かす、結成25年の歴史と再始動に至った背景 - Real Sound|リアルサウンド

それから『SONG LIMBO』の方は、新録盤とはいえ新曲ではなくて、これまでのいろんな時代に故あって作品に収録されていなかった曲たちとのこと。個人的には「スプリングフェア」に遠藤さんがクレジットされている辺りにニヤッとしてしまいましたが、それで「ああ、学生時代にやっていた曲ってこんな雰囲気だったかも」とか微かな記憶がほんの少しだけ蘇った。

学生時代から、良い曲を書くし演奏もうまいなと思ってはいましたが、20年以上経ってもこうして音楽の世界で活躍し続けているのは、あらためてすごい事だと思います。ある意味では、ネット時代だからなところもあるのかもしれない。ともかく、今後ともご活躍を続けていって欲しいと思います。

Sound Cloud とかでも何曲か聴けるようになっているみたい。
目に見えないもの/GOMES THE HITMAN