The Way to Nowhere

あるITエンジニアの雑文。

音楽

JUDAS PRIEST LIVE in Tokyo Dome City Hall 2018.11.28

11月28日(水)のJUDAS PRIESTのライブに行ってきた。前回から約3年半ぶりの来日公演。
前回の時も「これで最後かな」と思っていたのだが、それが単純に「それが最後のツアーかもしれない」という意味ももちろんあったが、それだけではなくて、前回のライブのブログにも書いていたようなネガティブな感覚から、「また来たとしても、もう行かなくてもよいかな」という感覚が正直あった。

なので、来日公演が発表されても、最初は行こうとは思わなかったんですね。東京周辺での公演の場所が府中という事で、平日に仕事帰りに行くのは厳しい場所だなというのもあった。とはいえ、先行して行われているツアーのライブの様子などがSNSを通じて見聞きするに事で、ああ、やっぱりかっこいいなぁ、行こうかな、と思い始めていた。そして、追加公演として、Tokyo Dome City Hall ですよ。
正直なところ、東京ドームエリアにこんなコンサートホールがあることすら知らなかったのですが、実際のところ、こんな「小さな」場所でJUDAS PRIESTのライブが体験できるなんて「すごいね」と思って、場所的にも仕事帰りに全然問題なく行ける場所だという事で、行く事にしたわけですね。

で、行くことにしたのは大正解でしたぁ。
ロブの声もパワフルさが戻ったなと思うし、最後にはグレンも登場し3曲ほど演奏。
私自身も、ライブにはもう何回も来ているし、みんな好きで来ている人達ばかりなわけだから逆に周りなど気にせずに楽しんで来ました。

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好きなバンドのライブを見に行ける機会はなかなかないのだから、ライブの良し悪しとか、新作の良し悪しとか、色々あるとは思うのだが、細かい事など気にせずに楽しみに行けばよいのだな、と思えるようになった。


やっぱりいいねぇ、GOMES THE HITMAN の『00-ism』など

2018年7月25日に発売された GOMES THE HITMAN の『00-ism』。2000年代にリリースされた『mono』、『omni』、『ripple』という3枚のアルバムのボックスセット。バンド名義のリリースは、その『ripple』の2005年以来の13年ぶりとか。さらに同日に『SONG LIMBO』という新録盤もリリース。




このGOMES THE HITMAN、ふだん私が聴くようなタイプの音楽ではないだが、学生時代のサークルの先輩のバンドというご縁があって聴いている。そんなわけなので、この『00-ism』が出ると聞いた時に、アルバムだったら全部持っているかな、と思って自分のMedia Libraryを見てみると、なんと『mono』はなかった。そんな事もあって(それだけではないけど)、かなり久々にCDを購入することになった。

そしてこれを機に、これらのアルバムだけではなくて、初期のインディーズ時代の作品も含めて、リリース順に聴いてみる、などという事も、繰り返し何周もやってみたりしたのだが、その結果として、『mono』がしばらくの間ヘビーローテーションになっていた。音楽的なことはよく聴くタイプの音楽ではないこともあり、よくわからないのだけれども、個人的に注目したのは、山田さんのボーカルの表現力の幅が拡がっているなぁ、という事。失礼ながら、決してわかりやすい「歌のうまさ」をアピールするタイプではないと思うけど、それでもやはり「歌、うまくなったな」と思うし、いろいろな歌い方を試している感じもする。年代順に聴いた時に、やはりこの『mono』ではなくて、は大きな変異をしているように思えるし、後の『omni』とか『ripple』も、『mono』を通過した後だからこそある感じがわかるような気がしてきた。

まあ、小難しい解釈はさておき、「情熱スタンダード」とか「夜明けまで」とかシンプルにいい曲だと思う。そして、これはあくまで私の個人的な感想。

ご本人がどう考えているか、いたかは、以下のインタビューなどにあるようです。

GOMES THE HITMAN 山田稔明が明かす、結成25年の歴史と再始動に至った背景 - Real Sound|リアルサウンド

それから『SONG LIMBO』の方は、新録盤とはいえ新曲ではなくて、これまでのいろんな時代に故あって作品に収録されていなかった曲たちとのこと。個人的には「スプリングフェア」に遠藤さんがクレジットされている辺りにニヤッとしてしまいましたが、それで「ああ、学生時代にやっていた曲ってこんな雰囲気だったかも」とか微かな記憶がほんの少しだけ蘇った。

学生時代から、良い曲を書くし演奏もうまいなと思ってはいましたが、20年以上経ってもこうして音楽の世界で活躍し続けているのは、あらためてすごい事だと思います。ある意味では、ネット時代だからなところもあるのかもしれない。ともかく、今後ともご活躍を続けていって欲しいと思います。

Sound Cloud とかでも何曲か聴けるようになっているみたい。
目に見えないもの/GOMES THE HITMAN

THE ALFEE とウルトラマンの主題歌

子どものウルトラマン好きの影響で、私自身も色々と詳しくなってしまったりしている。

以前にも、ウルトラマンオーブの主題歌の作詞・作曲がアルフィーの高見沢さんで、他にも最近のウルトラマンシリーズに楽曲提供しているらしいことには触れていたが、この約3年前の『ウルトラマンギンガS』の主題歌は、なんとTHE ALFEE名義の曲がそのまま主題歌になっている、ということにまず驚いたのだが、そのTHE ALFEE名義の曲がこんなにもメタルな曲なもので、さらに驚いてしまった。

下のyoutubeは、円谷オフィシャルで、時期によって1番と2番を使い分けてたので、2つあるようです。
まあ、最近はだいたいがそんなパターンのようですが。

『新ウルトラマン列伝』第5クール オープニング ~ウルトラマンギンガS 第一期バージョン~


『新ウルトラマン列伝』第6クール オープニング ~ウルトラマンギンガS 第二期バージョン~


そんな感じで、最近ハマっていて、ヘビーローテーションになっております。
別にこのyoutubeで、というわけではなくて、Amazonプライムミュージックで曲だけをフルで聞けます。

英雄の詩
Universal Music LLC
2014-09-03


このジャケットもすごいな。

『ウルトラマンオーブ The ORIGIN SAGA』がAmazon限定配信で

12月いっぱいでウルトラマンオーブのテレビシリーズが終わったと思ったら、まさかのAmazonプライム限定配信で『ウルトラマンオーブ The ORIGIN SAGA』 なるものが開始している。

ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA



で、まあ、作りとしては、子ども向けとは言い難い感じで、やはりマニアの大人向けなんだろうな、という印象。
テレビシリーズよりもキャスティングとか「豪華」な感じがするし、こちらの方がお金とか手間かかっているんではないかとすら思える。
それから、まだ話の途中でこの先どうなるかはわからないものの、別のウルトラマンとしては、「ダイナ」と「コスモス」が出てくるということになるらしい。これって、つまりは「つるの剛士」と「杉浦太陽」ということなわけで、この2人が平成ウルトラマンシリーズでの「レジェンド」だということのようですね。

ともかく、これはなんとかうちの子(長男)には見せてあげたいとは思うが、Amazonだと自分以外に見せるにはちょっと面倒くさいよね。一応、テレビでもPCをつなげて、PCやネットのコンテンツを見られるようにはしてあるものの、Amazonプライムだから私のアカウントでログインしないといけないわけで、勝手に見ておくように放置するわけにはいかないのでね。結局は、私が同席のもとに見せるしかないな、という状況。本当は、家族会員のアカウントでも使えればよいのだけど。


ウルトラマンサーガ [DVD]
DAIGO
バンダイビジュアル
2012-09-21


BABYMETAL と Rob Halford の共演とか

いやあ、これは日本でメタルファンをしてきた者として色々と感慨深い。

ライブ演奏そのものの良し悪しは別として、BABYMETAL がここまで来たのかという感じもあるし、ロブがここまで(降りて/落ちて?)来たのかという気もするし。

 

さてその BABYMETAL ですが、ダンスでみせる部分とかもあるから本質的には映像込みで見るべきものではあると思うが、メタル側の人としては一度映像なしの音楽のみを聞いてみた方がよいかな、と思う。音楽性は、スラッシュメタルとかメロディアスなパワーメタルとかそんな感じの曲が多いと思うけれども、とにかくメタルとしての曲作りとか演奏とかの「本気」がいたるところに感じられて、なんかニヤニヤしてしまいます。これを仕掛けた人とかバックバンドが凄い。

その辺りの事は、かなり以前にtwitterで拾っていたこの記事などが参考になります。
「BABYMETAL快進撃!」の絶妙な仕掛け



 
ちなみに、Amazonプライムならだいたい聞けるようです。


 

『ウルトラマンオーブ』の主題歌

最近、長男がウルトラマンにハマっている関係で、よく耳にするようになった。歌が水木一郎「アニキ」で、アニメ・特撮系の主題歌の王道のような曲。しかも、作詞・作曲が高見沢俊彦とか。まあ、私が知らなかっただけで、高見沢さんは過去にも平成のウルトラマンシリーズへの楽曲提供はしていたようですが。一方で、「アニキ」の方はウルトラマンは初だそうで、ちょっと意外だった。

そんな感じで、メタルアレンジもハマりそうな曲ではあります。

 

うちの子も、ほぼ覚えてよく歌っていますが、それにしても、もうすぐ5歳という子どもが
あきらめるな! 前を見ろ! 限界を超えろ!
とか、大きな声で叫んでいるわけで、それを聞くたびに、なんかニヤニヤしてしまいます。

JUDAS PRIEST LIVE in 日本武道館 2015.03.11

3月11日(水)の日本武道館で行われたJUDAS PRIEST のライブに行ってきた。
前回2012年の時は「最後」のツアーと言われながら、忙し過ぎて諦めて、もう見ることはないのか…と思ったものですが、、、なんだ、またやってんじゃん、という事で、状況を伺いながら、1ヶ月くらい前にチケットを入手。
だいたいどのライブも、毎回、「これで最後かも」と思いながら見に行っていますが、本当にこれで最後になるんでしょうかね。



私が前回見たのは2009年のLOUD PARKのBritish Steel再現ツアー以来という事になる。
座席は2階席だが、南側でちょうど通路の所でスペース的にも比較的余裕があって、なかなか良いポジションだったと思う。

2階席の東と西は座席が用意されてなくて、黒いシートがかけられていた。これでもソールドアウトとはいかず、座席のある南、南東、南西も上の方はそれなりに空席が、、、という感じで、ちょっと残念な気分になった。

19時の開演予定より10分遅れくらいで照明が暗転するも、始まったのはAC/DCの Hells Bells 。「これはまた全く予想もできない意外な演出」で面白いな、と一瞬は思ったのだが、そのままAメロ突入。私はこの段階で、演出ではなくて何かトラブルで始められないから、とりあえず Back In Black のアルバムをそのままかけてるだけじゃないか?と思ったのが、さらにそのまま Shoot To Thrill が始まった辺りで「機材トラブルの為、始められません。もうしばらくお待ちください。」という旨の館内放送。結局始まったのは19時30分くらい。

往年の名曲は安心してノレるのだが、やはり新曲は聴き込みが足りない事もあって、ノルというより聴き入ってしまう感じだった。新曲がダメとは思わないのだが、どうしてもそうなってしまうのは仕方ないかな、と。

グレン・ティプトンが明らかにステージ上での動きが以前より減ってて、これも寂しい気持ちになった。まあ、なんと67歳ということみたいで、それはさすがに仕方ないよな、と思った。
それから、ロブが高音域がきつそうなのは復帰した頃からそうだったと思うけど、今回はパワフルな声よりも高音域の音程を優先した感じで弱い裏声になる時があって、まあそれもありかな、と思うものの、通常の音域との差が激しくて、それもまた寂しい気持ちになった。

セットリストはこんな感じでしょうか。個人的には、Turbo Lover とか Jawbreaker 辺りが良かった。
  1. Dragonaut
  2. Metal Gods
  3. Devil's Child
  4. Victim Of Changes
  5. Halls Of Valhalla
  6. Love Bites
  7. March Of The Damned
  8. Turbo Lover
  9. Redeemer Of Souls
  10. Beyond The Realms Of Death
  11. Jawbreaker
  12. Breaking The Law
  13. Hell Bent For Leather
  14. Hellion ~ Electric Eye
  15. You've Got Another Thing Comming
  16. Painkiller
  17. Living After Midnight
  18. Defenders Of The Faith


2CELLOS の The Trooper

これ、すご。

2CELLOSというクロアチア出身のチェロのデュオで、Iron Mainden の The Trooper をアレンジしてやっていて、ツインリードのソロとかも完璧にやっているんだが、演奏だけでなくて、ステージ上でのパフォーマンスとか含めて、かなりいい感じに仕上がっている。

 


しかも、Youtube公開が2014/10/21となっているんだが、一昨日くらいに1週間で既に100万ビュー超えてるなーとか思っていたら、今々は1時間くらいで1万前後くらいのペースでどんどん上がっている感じに見える。


他に公開されているものでは、ライブ映像を含めるとなんかAC/DCの曲が多いな、という印象。



Thunderstruck 、既に2700万ビューって、またいろんな意味ですごい。

TNT Live 2014.5.31

2014年5月31日、TNTの来日ライブでクラブチッタに行ってきた。
トニー・ハーネルがバンドに復帰しての「Intuition 25th Anniversary Tour」と銘打ってある。



日本でライブをやるのは1997年の再結成FIreflyツアー以来なんですかね?
だとしたら、前回も私は行ってた事になるなぁ。クラブチッタと日比谷野音、両方行った。
アルバムFireflyの評価がさんざんだったこともあり、指定席の野音はそこそこ入っていたけど、スタンディングのクラブチッタの方は前半分すら埋まらない程ガラガラだった記憶がある。
それに比べれば、まあ入っていた方かと思います。ぎゅうぎゅうで不快な思いをする程の密度ではないものの、フロアのスペースはだいたい埋まってたと言えるのではないでしょうか。

で、今回のセットリストはこんな感じ。
その場でメモとか取っていたわけではないので、抜け漏れ・順番違い等あるかもしれませんが、その辺はご容赦を。
  1. Invisible Noise
  2. She Needs Me
  3. As Far As The Eye Can See
  4. My Religion
  5. A Nation Free (SE)
  6. Caught Between the Tigers
  7. Guitar Solo
  8. Forever Shine On
  9. Tonight I'm Falling
  10. End of the Line
  11. Intuition
  12. Downhill Racer
  13. Seven Seas
  14. Northern Lights
  15. 10,000 lovers (In One)

いずれも名曲ばかりなので、個々の曲をライブとして楽しむ事はできたと思う。
ただ、事前に最近のセットリストなどをググって見ていて予想できていたのだが、全体で1時間10分程度の短さで、来日バンドのライブとしては少々物足りない感じだった。
アンコールを求める人達がなかなか帰らないので、トニーがもう一度出てきて「明日もここでやるから」みたいな事を言って引っ込んだ所で、もう今日はやらないだろうなと思ってわたくしは帰りました。その後もまだ粘ろうという人もいそうだったけど、その後何か展開があったのかはわかりません。

トニーの声は所々のシャウトなら高い声も出るものの、高音域でのメロディーを歌うのは辛そうだった。それをカバーするためなのか、ステージ向かって左手奥に女性のバックコーラスが2人参加していた。
で、サビならともかく、Aメロからオーディエンスに歌わせるシーンも結構あって、歌詞もそこまでちゃんとは覚えてなかったりもするし、さすがにそれはないなぁと思いました。

Round Trip』とか脱退後の活動でも歌えていると思ってはいたんですけどね。
年齢とともに明らかに全盛期のように歌えなくなるシンガーはいくらでも普通にいるんだけど、トニーの場合はなんだかんだ言っても、甲状腺ガンを患った影響はないとは言えないんだろうなぁと勝手に思ったりしてました。

ロニーのギターはもう安定した「変人」ぶりで、これを生で見れるだけでもライブに行く価値はあるものと思います。とっくの昔に「吹っ切れた」感じなんだとこれも勝手に思っております。

個人的には『Firefly』アルバムの曲とかも結構好きなんで、その辺りが全く聞けないのは残念ではあるのですが、もうあの辺はTNTとしては「マーケティング的に」タブーなんですかね。
トニーのソロ活動では扱っている曲もあるのだけれども。

ライブの雰囲気的には、トニー脱退前のものですが、Live in Madridでだいたいカバーできる感じではあります。



Intuition』はもちろん素晴らしい作品ではあるのだけれども、私としては1997年の再結成から2000年代前半の作品もかなり充実した内容になっていると思っております。
なので、せっかくトニーがバンドに復帰したのだから、ぜひともまた新しい作品を出して欲しいと期待しております。

Tim Christensen & The Damn Crystals LIVE

10月6日(土)、川崎のCLUB CITTA' に Tim Christensen & The Damn Crystals のライブに行って来ました。

出だしはティムが一人アコースティック・ギターで弾き語りで始まり、それで数曲やった後に、他のバンドメンバーも出てきて演奏という感じだった。

基本はソロ以降の曲中心のセットリストだったのが私的には良かった。
前に行ったDizzy Mizz Lizzyの再結成ライブではソロの曲はやるわけもなく、ソロの曲をライブで聞ける機会として楽しみにしていたわけでもありますので。

Dizzy Mizz Lizzyの曲も3曲くらいやってて、それが一番オーディエンスの反応がいいみたいな所もあったんですが、やっぱりDizzy Mizz Lizzyの曲は、Dizzy Mizz Lizzyのバンドとしての演奏の方が良かったなあと思います。
個人的には『Secrets on parade』アルバムの曲をもっとやって欲しかったなという気もします。

ちなみにこれはニューアルバムの2曲目で、さすがに反応はよい方だったと思います。


CLUB CITTA'で指定席というのは初めての事でしたが、こういうのもあるんですね。
そんなに激しい音楽でもないので、これはこれで私的には良かったのですが、他の日程の渋谷と大阪はスタンディングなんですよね。
なんかセットリストとか違うんですかね?

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ntakano75

フリーランスでシステムエンジニアをやっておりました。

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