The Way to Nowhere

あるITエンジニアの雑文。

お金

今年もe-taxで確定申告した(2010年度)

今年もe-taxで確定申告しました。

還付申告なので実際には2週間くらい前に手続きは終えていて、先週金曜日に還付金の振込まで確認済です。

今年は数万円規模の還付になるし、昨年の損失繰越分との相殺とかもあるので、昨年よりもより一層意味が感じられる確定申告となった。

e-taxでも2回目なのでだいぶ慣れた気がします。
トータルでかけた時間が減ったのかはわかりませんが、e-taxのシステムに向かう前の段階でやっておくべき事がだいたいわかってたので、心理的には楽だったなと思います。

唯一気がかりだったのはPCが新しくWindows7になってたので、ICカードリーダーがそのまま使えるのかどうかという事だったが、特にドライバのインストール等の手間もなく接続しただけで問題なく使えました。

SHARP 公的個人認証サービス対応住民基本台帳用 ICカードリーダライタ ホワイト系 RW-5100


そのうち還付でない確定申告もできるようになりたいですね。

変動金利の住宅ローン

この件、ちょうど1年前に書いていました。

変動金利の住宅ローン - 河野太郎ブログ「ごまめの歯ぎしり」 - BLOGOS(ブロゴス) - livedoor ニュース
この低金利時代に、変動金利の住宅ローンで家を買うことに僕は疑問を持っている。
僕が保守的すぎるのかもしれない。金利はこの先もあまり上がらないのかもしれない。上がっても少しだけかもしれない。固定金利で住宅ローンを借りてしまって、本来、払わなくてもよかった余計な金額まで返すことになるのかもしれない。でも、金利が上がるかもしれないのだ。そのリスクを理解して、金を借りているのだろうか、そして、その住宅ローンを借りている人の状況を理解して、金融機関は金を貸しているのだろうか。


Somewhere in a Way to Nowhere: 超低金利だから住宅ローンは長期固定がいいって本当か?
一時期に色々と面倒くさい手続きを終えたら後はひたすら毎月返済していくだけ、ある意味ほったらかしにしておきたい人はその方がいいと思うのかもしれない。
結局、長期固定で高めの金利を支払い続けるのは思考停止の代償という事なのでしょう。きっと。

2006~2007年頃には実際にちょっとだけ金利が上がって、その「ちょっとだけ」でも結構なインパクトがあったのは実感として持っている。
それでまたさらに上がっていくかもね、という雰囲気もちょっとあったので、もっと優遇効かせられる所に借り換えたりとかしたわけですが。
その時はとりあえず2年固定で様子見にしたのだが、結局アメリカのサブプライム問題やらリーマンショックやらがあって、金利はむしろ下がってた。

確かに安易に目先の利率の差だけ見て変動金利にするのはどうかと思います。
どれがいいとか一概には言えなくて、変動金利でも長期固定金利でもどちらを選ぶにしても、損得考えるならギャンブルみたいなものでしょう。
色々な要素をよく考えて自分の価値観とかスタイルに合わせて選択するしかない話だと思います。

本当はそもそも住宅ローンなんて借りない方がいいくらいに思っていたりしますが。自戒として。

Microsoft Money再インストールでオンラインサービスが再度有効になった件

以前、Microsoft Money のオンラインサービスの有効期間が切れたので、
株価や投資信託の基準価額の自動更新ができなくなったということを書きました。

Microsoft Money 有効期間終了の影響

今年になって新しいPCを買いつつも、全面的には移行せずに2台使う状態が続いていました。
で、最後まで移行できずにいたのが、Microsoft Moneyだったんです。

新しいPCにインストールしたらライセンスキーとか聞かれたので、「そんなの今さらわからん」ということで一旦断念。
これを機に新しいソフトに移行すべきかとか、いろいろ考えましたが、長年蓄積したデータの移行とか考えると憂鬱で、しばらく置いておいたのでした。

まあ実際よくよく考えたら、ダウンロードで買ったので、メールの中に埋もれてただけだったので、それをなんとか探し出してインストールしてみました。

最初に買ってインストールした時にどんなだったかは全く覚えていないのですが、ライセンスキーを入れるだけで終了、すぐに問題なく使えるようになりました。
それどころかできなくなっていたはずの株価などの自動更新もまたできるようになりました。
これが一番のサプライズ。

ただそれも2011年1月31日まで、ということのようですが。
それに相変わらず金曜日の投信の基準価額は、一般的には土曜日の朝には見れるようになるのに、この自動更新だと週明けまで更新されないっぽいですね。
運用に何か人手が絡んでいるのでしょうか、土日祝はすっかり止まるのも相変わらずですね。

ちなみにオンラインサービスなし、サポートなしでフリーで使える「Microsoft Money Plus sunset version」なるものがでているらしいですが、日本語版としても使えるようになるのかどうかは不明。
Microsoft Money Plus 'Sunset' Versions

"sunset"。これでほんとに終わりということでしょうかね。

住民税が安くなった

6月の給料からの話なので、また全然タイムリーじゃないんだけど、
住民税が確定申告した昨年度基準になったことで、かなり下がって半分以下になりました。

住民税が安くなるのは住宅ローン控除を所得税から控除しきれない分が適用されるのを期待していた程度だったんだけど、実際には医療費控除などで基本的な課税ベースが昨年までとかなり違っていたようで、予想外に毎月のキャッシュフローがプラス改善した。

そんなわけで確定申告は今年度ももちろん続けていく。
投資収益がプラスになってくれたらいいんだけど、こちらはまだ微妙。

『サラリーマンのための「会社の外」で稼ぐ術』

先日、広尾でちょっと時間が空いてしまって本屋をぶらついていた時になんとなく買ってみた。

本書は柴田英寿氏による、あくまでサラリーマンを続けながら複数収入を得る為の様々なノウハウをまとめたものというところです。

サラリーマンのための「会社の外」で稼ぐ術 複数収入獲得マニュアル

序章 「会社の外」で稼ぐ私
第1章 なぜ「会社の外」で稼ぐのか
第2章 複数収入獲得への5ステップ
第3章 成功するための四つの戦略
第4章 「会社の外」で稼ぐ人たち
第5章 上手に稼ぐノウハウ
第6章 「会社の外」で稼ぐ人の処世術
終章 さあ、明日から始めよう!
付録 アフェリエイトの始め方


簡単に言ってしまうと、最初は大きな元手のいらないアフィリエイトから始めて、株式投資でお金を働かせつつ、人によっては自分の専門分野を究めていって執筆、講演などで稼げるようになり、それなりに稼ぎがたまってきたら、不動産や事業に投資する、という事らしい。
すごく普通に考えて理解できる、ある意味では当たり前の話を整理したという感じで、多くの人にとって有用な内容だと思う。
稼ぐ方法自体に目新しい話はそんなにないと思うので、既にこういうテーマで色々と見ている人にとってどれほどの意味があるものかは、よくわかりません。

どちらかと言えば、会社の外で稼ぎながらいかに会社と付き合っていくか、という点についての心構えやノウハウ的なものも書かれていて、その辺は他にあまりないのかもしれません。

とはいってもその会社に対する姿勢はあまりにもサラリーマン的過ぎてちょっとひいてしまった。わからなくもないんだけどね。
筆者は「超」のつくような大企業に所属していて、その中で得てきた考え方なんだろう。
そんな大企業の中の「ひどさ」が自分には体感としてわからないからこその違和感なのかもしれない。

筆者自身は会社でも十分な成果を上げてはいるのだろうけれども、当の会社は連続で赤字を続けているというのが、本書とは全然関係ない事ながら、ずっと気になっていました。
会社がどうなろうとも自力で稼げる力をつけようというよく言われる事に関して、著者自身が絶好の例でもあるのだけれども、ちょっと皮肉にも思える。
まあ大企業なんて多少の優秀な人がいたところで、その業績とは無関係なんだということをあらためて思った次第です。

最近このブログの記事は、Amazonアフィリエイト絡みの記事が多くなっていますが、偶然です。

『60歳までに1億円つくる術』

内藤忍氏の『60歳までに1億円つくる術』を読みました。
マネックス証券のキャンペーンで当選したとの事で、送られてきました。
そういえばそんなのにも申し込んでいたか、と思い出しました。

60歳までに1億円つくる術―25歳ゼロ、30歳100万、40歳600万から始める (幻冬舎新書)


既に多くの書評等で言われている通りで目新しい事は特になく、基本は「長期分散投資」のススメというところでした。「収入を増やす」「支出を減らす」という事も言及しているところが、単なる投資入門ではない感じがしました。ただ、著者の他の本を読んだ事はないので、著者なりにこの本ならではの事を書いているのかどうかはよくわかりません。

金融リテラシーを啓蒙する為の釣りのタイトルですが、個人的には「60歳」だと遅すぎる気がするし、「1億円」は少な過ぎるような多過ぎるような、なんとも中途半端な気がしました。
控えめな数字の方が、より多くの人にリアルに実現できると思わせる効果があるのかもしれません。

まあこの手の本を読んだ事のない人なら、とっかかりの1冊としてはよいのものだと思います。

e-Taxで確定申告した

以前書いた通りで、e-Taxから確定申告しました。

最初に住基カードやら電子証明書やらICカードリーダなどを用意しなければいけないところは面倒だったが、その辺は昨年の8月頃に終えていたので、今回は集計して入力していくだけでできました。

投資や医療費の明細を入力するのは多少面倒でした。
領収書・証明書等の書類の提出省略の為には、
明細で入力しなければいけないようでしたので。

それにしてもあの入力していた明細に「日付」がないというのが未だに信じられない。

年末調整段階で既に住宅ローン控除が引ききれなくて所得税0円になっていたのですが、
医療費控除もして住民税からのより多く控除されるようにしたというのと、
投資の損失繰越の為というところですね。

一応、株式の売買損益と配当金の損益通算で、296円還付されるようですが。。。

所詮、私くらいの収入では細々とチェックしてひねり出したとしても、
徴収可能な金額なんてたかが知れているから、
わざわざ確認なんて来ないだろうなと思う。

そんな事したら、税務署がコスト割れになるだろうからね。

だからといって、別にいい加減にやっているわけではなく、
1円単位できちんと計算してはいます。

要は細かい書き方などに変に気遣いする必要はないのかな、と思いました。

超低金利だから住宅ローンは長期固定がいいって本当か?

下記の記事の主旨とはあまり関係ないかもしれないけど、気になったので。

まあ考え方は人それぞれだからこそ、いろんな商品ラインナップがあって、それぞれに好きなものを選べばよいのだけど。

15万円の家賃とローン支払い、どちらがトク?(プレジデント) - ニュース・コラム - Yahoo!ファイナンス
現在は超低金利なので借りるのなら長期固定金利で借りるのがいい。

一時期に色々と面倒くさい手続きを終えたら後はひたすら毎月返済していくだけ、ある意味ほったらかしにしておきたい人はその方がいいと思うのかもしれない。

でも、金利優遇とかも考慮して、目先で一番利率の低いのはやっぱり変動金利で、たまに逆転現象が起きていてもせいぜい優遇を目一杯効かせた2年固定くらいで、その最初の特に金利優遇されている固定期間過ぎたらやっぱり変動金利が一番低くなる。
いくら超低金利といっても長期固定の金利は、変動金利に比べたら少なくても1%以上は確実に高いと思う。

特に借入れ直後で残高が多い時にあえて長期固定で高め金利を選ぶって、悪戯に利息負担が増えて損でしかないと思うのだが。

変動金利だと将来上昇して負担が増えるかもっていうけど、上がるとしても既に借入れ済返済中の住宅ローンに適用されるのは半年に1回なので、そういう兆候があってからでも固定金利に切り替える等の対応する時間は十分あると思うから、そんな問題ないんじゃないかな。

後は、そもそも今の経済状況や国の財政状況を考えればそう簡単に金利を上げられるはずがないよね。
私が目先の金利の低さ重視でしばらくは変動金利にしておくのがいいと思っている一番の理由はこれなんですが。
もちろん景気はよくなって欲しいし、国の財政はできるだけ早くプライマリバランスを達成すべきだと思うけど、そう簡単には行きそうにない雰囲気だよね、やっぱり。

結局、長期固定で高めの金利を支払い続けるのは思考停止の代償という事なのでしょう。きっと。

そもそも借りなきゃいいっていうのもあるんだけど、それを言ったらそもそもこんな話できないので。

Microsoft Money 有効期間終了の影響

Microsoft Money のオンラインサービスの有効期間が切れたので、
株価や投資信託の基準価額が自動で更新されなくなってしまった。

既にMicrosoftはMoneyを販売終了としてるので契約延長もできない。

とりあえずはYahoo!ファイナンスで自分のポートフォリオを作成しておいて、
そこを見ながらローカルのMicrosoft Moneyに手入力している。

ローカルPCで普通に帳簿として使っている分には支障はないので、
当面はこのやり方で行くしかないかな。
もともと一部自動更新されない銘柄があって日々手入力でやっていたので、
その対象がちょっと増えただけではありますが。

時価を自動的に更新する仕組みを作れたとしても、
帳簿全体と統合された仕組みを作り上げるのはなかなか大変だなあと思います。

時間があれば何とかそんな仕組みも作りたいと思っていますが。。。

e-Taxをやってみようと思いまして

相変わらずサラリーマンである事に変わりはないのですが、今年からは確定申告をしようと思って自宅からネット経由で申告できる「e-Tax」の準備を始めました。

方々で「面倒くさい」との批判が色々あるようですが、確かに面倒くさい。
私はIT絡みの仕事をしている事もあって、電子証明書とかの話はそんなに抵抗なく入れるけど、多くのそうではない人達にとっっては「なんのこっちゃ?」とわけがわからんだろうな、と思います。

それに住基カード、公的個人認証サービス、e-Taxとそれぞれにレイヤーが違っていて、順は追いながらも別々に手続きを進めなければいけないのも「面倒くさい」印象を増幅しているかもしれない。

こんな風にいろんな要素に分かれていることは、単に役所の管轄が違って縦割りだからとかいうことではなくて、より汎用的な基盤構築の為にこうなっているのは理解できないことはないのだが、大部分の人は結局この一連の仕組みはe-Taxでしか使うことがない事を踏まえて、手続きの仕組みを改善できたらよいのではないかと思う。

ネットからできるようにする方向性は変えられないはずだから、とにかく使って改善させていくしかないでしょう。

それにしても、衝撃的だったのはこれ。

【e-Tax】国税電子申告・納税システム(イータックス)
稼働時間 月曜日~金曜日の午前8時30分から午後9時(祝日等を除きます)

はあ?ネット上の窓口も平日しか開いていないのですか?

まあ、申告期間中は24時間利用可能になるようですが。
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