The Way to Nowhere

あるITエンジニアの雑文。

PC

外付HDDの中のHDDを交換してみるとか

録画用にテレビにUSBで接続していたバッファローの外付けHDDが調子悪くなったので、そのケースを開けて中のHDDを取り出してみた。HDD自体はPCにつなげてチェックをかけるともう不良セクタだらけでチェックを続行不能になってしまうほどだった。なので、復旧は不能とあきらめた上での、分解して中がどんな風になっているか見ておくか、といった所です。

パッと見ではどうしたら開けられるのかわかりづらいのだが、この辺のサイトを参考にしてやってみた。

HDDの分解方法 バッファロー HD-LBU2/HD-LBU3シリーズ | データ復旧のパソコンサポートやまもと
ただし、このHDDはケースの分解をする難易度が高く、コツを知らない人だとあきらめるか、コツを知っていても作業の難易度からあきらめる確率は高いです。


で、こう書いてある通りで、確かにこのケースを開けるのはとても大変でした。私はまあ一応開けることはできたのだが、ケース内部の「ツメ」が一部折れたりとかしてしまった。一度開けたら、ケースの状態としては何事もなかったかのように元通りとはいかないだろう。色々と「傷」がつかないわけにはいかない、というか、無事にやるにはかなり場数を踏んだ経験が必要そうですね。まあ使用者が自力で開けたりすることは想定していないのだろうから、そんなもんなんでしょうね。

IMG_2108

で、当たり前だが、普通にSeagateのHDDとか入っているわけですね。
なので、そこに別のHDDをつなげても普通に使えますね。何の保証もないですけどね。

まあ、自分で選んだHDDを使ったり、交換したり、とかがしたいなら、普通に、HDDケースを買えばいいのに、って話ではあります。



iTunes で取った iPhone のバックアップから写真を取り出す

iTunesで取っておいたiPhoneのバックアップから、訳あってiPhone自体のリストアはせずに、その中の写真とかだけをPC上で取り出したい、という話。

色々とツールがあるようなんですが、大体がどんなものがバックアップに含まれているかをプレビュー的に見ることはできるが、実際に取り出すとなると有料となるものがほとんどのようなんですね。

たとえばこれとか。
【公式】PhoneRescue® for iOS - 失われたデータを復元する


そんななかで、先日のPCのSSD換装でも役に立ったEasUSから出ているツールでは、無料版でも写真1枚ずつなら取り出せるようです。

Windows用の無料iOS端末データ復元ソフト - EaseUS MobiSaver Free

とはいえ、1枚ずつなんて、とてもじゃないが、やっていられないです。
画面操作を自動化したらあるいは、、、とか一瞬考えましたが、そもそもどこが出しているツールもそれほど高額ではないので、必要なら買ってしまった方がよいと思います。

それにしても、これほど似たようなソフトがたくさんある状況から察するに、使いやすいUIとか機能の汎用性とかにこだわらずに、その時に自分がやりたいことだけを実現するためなら、自作もできるのではないか?と思いました。とはいえ、その辺りの技術情報はさすがにパッとは見つけられず、時間切れで今回はやめました。GitHubなんかには、その手のチャレンジをしていて参考になりそうなものはいくつかありそうではありましたが。

DELL Insppiron 14 5000 をSSDに換装

DELL の Inspiron 14 5000 をSSDに換装しました。

買ったのは、2年弱前で、当初より「遅い」と言われ続けていて、それでそのうちSSD化しようと思っていたのが、ようやく実施できました。

IMG_1697

元のHDDは1TB、取り付けたSSDも1TB。以前に別のPCで、小さい容量のSSDに移行せざるをえなくて、面倒な事がいろいろあったので、今回は無難に同じ容量でやることにしました。

具体的な手順としては、この辺りを参考に。

nspiron 14 5000(5458)をSSD化して爆速に!簡単に使える子に変身!

HDDのケーブルの外し方などは前もって読んでおいてよかった。

今回はクリーンインストールではなくて、既存のOS、アプリケーション、データはそのまま移行したかった。
結果的には、ここも上記の記事にある通りに「EaseUS Todo Backup」の無料体験版で、ディスクのクローンをする方法で済ませました。
ディスクのクローンは約2時間くらいかかった。この手のソフトにはどうしてもありがちな、残り時間の表示は全く当てにならないものでしたが、クローンの作業自体はとてもラクでした。

以前に別のPCでOSを含むディスクをSSD化した時に、パーティションサイズの縮小以外はWindowsの標準機能でできていたはずで、今回は容量も同じという事なので、最初は以下のような段取りで試みてみた。
  1. Windowsの標準のバックアップの機能で「システムイメージの作成」
  2. HDDをSDDに交換
  3. Windows10のインストールメディアUSBで起動
  4. システムイメージから復元
しかし、結局「システムイメージの復元」のところでうまくいかず。

以前はWindows7だったからなんか違うのかなぁとか思ったが、一応同じサイズのディスクへの移行とはいえ、念の為パーティションの縮小とか移動とかしてディスクの後ろを余らせたらうまくいくかな?とかちょっと考えたけど、結局は、あまり時間をかけたくなかったので、SSDをディスクのチェックや初期化してハード的に問題なさそう事だけ確認して、なぜできなかったのかは追及していません。


1TBのSSDもだいぶ安くなりましたねぇ。私は4年くらい前に5万円近く出して買っていたのでしたが、今や半額以下です。

Apple Watchを新しいiPhoneに切り替えるにはiPhoneを丸ごとリストアするしかないのか

この度、発売から1か月弱というところで、iPhone Xを入手できまして、ちょっとずつ使い始めました。

今回は古いiPhoneのバックアップ全体をそのまま復元するのではなく、気持ちも新たにまっさらな状態に必要なアプリやデータだけ移行しよう、なんて事を考えていました。

しかし、Apple Watchで記録していたアクティビティとかヘルスケアとかのデータを維持したままで、新しいiPhoneと使うようにするには、iPhone自体を古い方のバックアップから復元しなければいけなさそうで、ちょっとショックを受けてしまいました。

Apple Watch を新しい iPhone に切り替える

このページのメインの手順としては、新しいiPhoneを初期設定する際にあらかじめ古いiPhoneで使っていたApple Watchも移行するつもりの時の手順のようですが、そんなこと考えずにとりあえず新しいiPhoneをアクティベイトしてしまうケースは結構多いんではないかと想像。その上で、あらためて古いiPhoneのバックアップ取得して、改めて復元みたいな。

それを踏まえてざっくり言うと、こんな手順になるようだ。
  1. Apple Watchと古いiPhoneのペアリングを解除すると、その古いiPhoneにApple Watchのバックアップがされる。
  2. 古いiPhoneをiTunesで暗号化してバックアップ取得
  3. このバックアップを新しいiPhoneに復元して、Apple Watchとペアリング
新しいiPhoneは既に一度設定してしまい一部のよく使うアプリのインストールなどもしていましたが、結局古いiPhoneのバックアップを復元せざるを得ないという事か。
Apple Watchのこれまでのデータを捨てる、というのも状況によってはなしではないが、まあiPhoneをまっさらな状態から気持ちも新たに使い始めたい、という為にそこまでするか?という事になるかな、と思います。

というわけで、古いiPhoneのバックアップを戻す方向でやろうと思い直しました。
結局、不要なアプリなどの整理からは逃れられない、という事か。
まあ、使っているアプリを再度使えるように設定するのも、それはそれで手間なので、不要なものを整理する方が楽なんだろうな、とは思う。



Synology の DS216j の「DTCP-IP対応」( sMedio DTCP Move ) のその後

こちらの記事が結構読まれているみたいなので、その後の顛末というか状況をアップデートしておこうかと思います。

Synology の DS216j の「DTCP-IP対応」( sMedio DTCP Move ) が微妙な件

先日、久々に Synology NAS のOSである Disk Station に接続してパッケージセンターを見てみたところ、sMedio DTCP Move も更新モジュールが出ているようでありました。

20170819_sMedio_DTCP_Move_Update2

いつ頃出たものかはわからないのですが、ともかくインストールはしてみて、再度例の記事と同じREGZAからのいくつかダビングをしてみたところでは、以前発生していたようなエラーは起きなくなっているようではありました。

PCの sMedio TV Suite であれば、問題なく見られるようにはなっているかと思います。
元の録画日時とかが、サーバ側のコンテンツ画面にはちゃんと出ていなかったりするのですが、sMedio TV Suite では普通に見られるようになっていました。

というわけなので、何らかの対応はなされて私が遭遇していた問題は解決したような感じはします。
わざわざメールで問合せをしていたのだから、更新モジュールのリリースに伴って何らか連絡をくれてもよさそうなものですが、特に連絡は来ておりません。


相変わらずというか、AmazonのランキングではNASで1位になるくらい売れているみたいですね。

さて、ダビングの問題は一応解消したようではありますが、iPhone向けアプリはいまだに「Coming Soon」のようです。
個人的には、これがないことにはまだちょっとなぁ、という感じではあります。



Windows10でバックアップ失敗 - 「シャドウコピーを作成できませんでした。」

先日、約1か月以上の間、Windows10のバックアップが失敗していて取れていなかった、ということに気付かずにいた、ということがあったのですが、その辺のエラーや解決の内容についてのメモしておきます。

で、1か月以上の間バックアップが取れていないことにようやく気付いて、エラーの内容を見るとこんな感じ。

シャドウ コピーを作成できませんでした。詳細については、"VSS"および"SPP"のアプリケーション イベントログを確認してください。
詳細: シャドウ コピーの記憶域ファイルまたはその他のシャドウ コピーデータを作成するために利用できる十分な記憶域がありません。

Windows10_Backup_Error_20170712_1

で、軽くググってみたところでは、「バックアップの対象」の設定で「システムイメージを含める」のチェックを外したらいい、みたいなものがあって、「それでは、解決になっていないんじゃないか?」と思いつつ、システムイメージは最悪は再インストールすればよくて、本当の「ユーザデータ」のバックアップだけでも正常に終えられるようにする事にも意味はある、と考えて、やってみることにした。

それでも、やっぱりエラーになった。

シャドウ コピーを作成できませんでした。詳細については、"VSS"および"SPP"のアプリケーション イベントログを確認してください。
詳細: シャドウ コピー プロバイダーでエラーが発生しました。詳細についてはシステム イベントログとアプリケーション イベントログを確認してください。

メインのメッセージは同じであるものの、「詳細」の部分が若干変わった。
というわけで、イベントログを見てみると「ソース」が「VSS」のエラーメッセージの中でこんなメッセージがあった。

ボリューム シャドウ コピー サービス エラー: 予期しないエラー
(中略)
パラメーターが間違っています。

む、この「パラメーターが間違っています。」は、なんか見覚えのあるエラーメッセージだな、と思った。

Windows10で大容量のハードディスクが正しく認識されない件

以前にも書いたこれだ。
というわけで、diskpart で見てみるとやはり、ディスクサイズがパーティションサイズよりかなり小さく認識されていた。

Windows10_Backup_Error_20170712_3


ちなみに同じタイミングで「ディスクの管理」画面を見ると、こんな感じで普通に認識されていて問題ないように見える。一体、この違いは何なんだろうか。

Windows10_Backup_Error_20170712_4


というわけで、以前と同じようにSATAドライバを元に戻す事で、解決できたのでした。
バックアップがエラーになり始めた時期を振り返ると、どうやらWindows10 の Creator's Update を適用した後から、エラーに発生し始めていたようなので、やはりそのアップデートのタイミングで「最適」と誤認されているSATAドライバに更新されてしまったのだろう。

この辺の原因などはたぶん私の古いPCに特化した内容かもしれない。件のエラーメッセージについては、まずは言われている通りの「十分な記憶域」、つまりは「ディスクの空き領域」等が適切な状態かをまずは確認すべき所だろうと思う。それでも何も問題がない時に、ディスクが正しく認識されていないとかいうケースもある、という程度の話だと思います。まあ、いずれにしても、イベントログなどを順を追って見て、調べるというのが、まずはやるべきことでしょう。

ともかく、もうこんなのはイヤなので、いい加減に新しいPCに移行しようと思います。


Synology の DS216j の「DTCP-IP対応」( sMedio DTCP Move ) が微妙な件

ハードディスクに録画したテレビ番組が溜まっているので、その録画したテレビとは別にPCやスマホで見られるようにしたいな、と思っていたところで、Synology の NAS製品が「DTCP-IP対応可」ということになっていて、ちょうど最新ではない余っていたHDDとか使いまわせるし、将来的にも自分でディスクを交換したりできるのがいいかな、と思って、勢いで比較的新しいと思われる DS216j というモデルを買ってみた。(2016年5月頃の話)


で、このSynology、普通のNAS製品としてはいろいろと面白いところもあるかな、とは思いましたが、今回の私の目的であった「テレビ録画の保存と視聴」の為に「DTCP-IP対応」させるには、有料のサードパーティー製品の「sMedio DTCP Move」というパッケージを導入する必要がありました。まあ、そのインストール自体はSynology の Diskstation の中のパッケージセンターから簡単にできるようにはなっていますし、まあ1000円もしないくらいなのでまあ許容範囲かな、と。「勢いで買った」とはいえ、このくらいのことは買う段階で一応把握はしていましたが、この「sMedio DTCP Move」でコピーまたはムーブしたテレビ録画を見るには、これまた有料で「sMedio TV Suite」でないといけないとのこと。しかも、WindowsかAndroidしか今のところ対応していない。iPhone は「coming soon」とはなっているが、実際にいつになるかは不明。で、まあ、ともかく仕方ないのでWindows版が2000円弱くらい。

さて、私の場合は元のテレビ録画がTOSHIBA REGZAのちょっと古めのモデル(地デジ化の頃買った)なのですが、REGZA側からの操作でなんとかダビングに成功しても、sMedio側では「それっぽいファイル」はできているものの、何かエラーが起きているようで見ることができません。まれにエラーが起きなかった番組は、上記で導入した「sMedio TV Suite」で見られるようにはなりました。が、そもそも、その成功の割合5%程度で、使い物になりません。しかも、そのエラーが起きて sMedio 側では見られるようになっていないのに、転送元としては「ダビングに成功した」という認識で、「ダビング10」なら残コピー回数が減り、「ムーブのみ」の場合は削除されてしまいます。

この件、まずは Synology社に問合せたところ、問合せする時のフォームのキャプション等は日本語対応しているものの、実際には(今のところ?)日本語対応できる人がいないとかで英語のメールで返信がきて、何回かの英語でのやり取りをした上で、まあ予想通りですが、「NASとしては正しく動作しており、サードパーティー製品の問題なのでそっちのメーカーに聞いて」ということになりました。なので、内容をそのままsMedio社のサポートのアドレスに転送しまして、その問合せから1ヶ月くらいたったところで、「転送元の機種により相性のようなものが原因の可能性がある」とのことでこちらの機種名等を問い合わせる返信が来たので、聞かれたことには答えつつ、それまでの間に私の方で試して判明していた上記のような「たまにOKになる」事象などをお伝えするメールを返信しておきましたが、その後すでに数ヶ月音沙汰がない状態となっております。

というわけで、この Synology の DS216j は、テレビ録画とは関係ない「ただのNAS」としてしか使わなくなってしまいました。そのうちに当初入れたハードディスクも壊れて、しばらくそもそも使っていない状態になってしまいました。。。(先日、ようやくディスク交換してリカバリしましたが)

ちなみにですが、この Synology 上の「sMedio DTCP Move」は使わずに、視聴用のアプリである WIndows版の「sMedio TV Suite」の方に直接「ダビング」する事も可能で、その方がまだ普通に見られる状態にはなると思います。その場合はそのダビング先のPCでしか見られないとは思いますが。

それにしても、この Synology の DS216J ですが、Amazon では「ネットワークストレージ」の1位になっていて、それなりに売れているみたいですね。まあ、「DTCP-IP目当て」でないなら、それなりだとは思いまし、「DTCP-IP」でも「機種による相性問題」がなければ、まあそれなりなんですかね。

ディスクが「込み」になっていることで多少気持ち的に抵抗はあったのだが、こちらの I-O Data の「Recbox」だったら、私がやろうとしていたことは全てできた。追加オプションなしで、iPhone でも見られます。

まあ、いずれにしても、DTCP-IPはその仕様とか仕組み自体がそもそも微妙だと思うので、あまり深追いしなくてよいかな、と思いました。私自身もほとんどテレビを見なくなっているわけなので、この辺りの利便性が向上しないなら、それはそれで無理に見なくても、見るのをさらにやめても、全く問題ないのでね。

Windows10で大容量のハードディスクが正しく認識されない件

先日、Windows10で右下に出てくる通知メッセージに、「バックアップが失敗した」旨のメッセージが出ていた。Windows標準のバックアップを週次で実行するようにしているので、先日の日曜日のバックアップが失敗していたようだった。
それで、コントロールパネルからバックアップの 設定画面を開くと「パラメータが間違っています。」とかいうメッセージ。

20161012_バックアップエラー

これだけだと何の事だかさっぱりわからないと思うが、私にはどこかで見覚えがあった。Windows7からWindows10にアップグレードした時に、6TBのはずのHDDが1.5TBくらいにしか認識されない状態になってしまい、使用領域がその1.5TBくらいを超えた段階で同様のエラーが出ていたはず。

これは以前、Windows7で6TBのHDDを付けた際に、やはり1.5TB程度にしか認識されない事象があって、その時は「SATAドライバ」を新しいものにしたら解決した、ということがあったのだが、それがWindows10になったら「やっぱりダメ」な状態になった、という事象に見えた。

Windows7 のシステムを含むハードディスクの交換
要するに「SATAドライバが古い」ということのようです。
Intelのダウンロードサイトでそれらしいものを見つけてきて、解決できました。

Windosw7の時は、単に新しく買ったディスクがちゃんと認識されない、というだけの事だったのだが、Windows10になった際には、既に大容量ディスクとしてきちんと認識されて使っていたものが、突然正しく認識できなくなったという違いがあって、エクスプローラとかで該当のドライブの容量は正しく表示されているのだが、何かアプリが1.5TB付近を超えようとするとエラーが起きる、という状態になっているところでようやく気付いた。Windows標準のバックアップはエラーを出していたが、別のアプリでは単に「固まる」みたいな状態になるケースもあった。

これ、Windows10にアップグレードした当時は、ディスクが正しく認識できていないという事象までなかなかたどりつけなかったのだが、たまたま何かの拍子に diskpart で見て、ディスクとしては約1.5TBでその中のパーティションが6TBみたいなおかしな状態を発見したのだった。うる覚えですが、「ディスク管理」画面ではわからなかった気がします。

で、今回も同じ状態になってしまっていた。
今は8TBのディスクも増設しているので、ダブルで来た。

20161012_Diskpart_1

それで、肝心な対処方法だが、ちょっと変則的。
Windows7の時に「SATAドライバの問題として解決」していたので、Windows10にアップグレードした時にも、Intelのサイトを見にいくと、「インテル ラピッド・ストレージ・テクノロジー」でWindows10にも対応したらしい新しいバージョンのドライバが「2015/12/14」付けで出ていた。なので、それを入れてみたところ、なんとそもそも「Windowsが起動できなくなる」という事態が発生。起動用ディスクは問題になっていたディスクではないし、なぜかはよくわかっていない。なんとか「セーフモード」のようなもので起動はできて、「復元ポイント」に戻してリカバリはできた。で、その「セーフモード」で起動した際に diskpart で見ると6TBのディスクもしっかり認識されていたので、その時に使用されていたSATAドライバを通常時も使うように設定することで、何とか大容量のディスクも普通に使えるようにできたのだった。

それでも「デバイスマネージャー」で「ドライバーの更新」とかをやると、いつでもその「ダメなドライバ」に戻ってしまう状態だったので、危ないな、とは思ってた。で、先週くらいの Windows Update の際に実際に起きてしまったのではないかと思う、たぶん。

今回は「デバイスマネージャー」から「ドライバーを元に戻す」をやったら、直った模様。その後にあらためて実行したバックアップは、やたらと時間がかかると思ったら、フルバックアップになっていた。

先月くらいから Windows Update 絡みで色々とトラブルが出ているみたいですね。まあ、私のケースが関係あるかどうかはわかりませんが。

更新プログラム「KB3194496」の不具合に振り回されるWindows 10ユーザー - 阿久津良和のWindows Weekly Report

やっぱり、そろそろWindows10を「クリーンインストール」しようかな、などと思ってしまう。



Windows10でUSBメモリのパーティション削除ができない

あまり使用頻度は高くないのだが、USBメモリに関するメモ。

少し前に Windows10 をUSBメモリから再インストールしないといけない事案がありまして、MediaCreationTool からUSBメモリにWindows10のインストールメディアを作成しました。Windows10のインストールメディアとしては3GB程度あれば足りるのですが、偶々その時に手元にあって使いまわせるものが128GBのものしかなくて、仕方がなくそれを使ってその場はしのいだのですが、その用は済んだのでその128GBのUSBメモリを当初の用途に戻そうと思ったところ、そのドライブの容量が32GBになっていました。

で、「ディスクの管理」 画面で見ると、確かにディスクとしては約128GBあるのだが、パーティションが32GBになっている。
USBメモリのパーティション操作不可_20160919

まあ、FAT32だから、そりゃそうか、と思いつつ、全容量を使えるように一度そのパーティションを削除しようにも「ディスクの管理」画面からは削除できないようでした。
ちなみに空いている領域へのパーティションの作成とかもできない感じでした。

で、ちょっと調べてみたところ、コマンドプロンプト操作になるが、diskpart を使えばできるらしいことがわかった。
手順はまさにこちらのサイトに記載の通りかと。

EFIシステムなど削除できないパーティションを手動削除する方法

diskpart でパーティションを削除した後は、「ディスクの管理」画面からはディスクとして全く未使用の状態ならば、パーティションの作成はできるようになりましたが、作成後はまたすぐにパーティションに関連する操作はできなくなるようでした。

それにしても、なぜ、あえて「ディスクの管理」画面からできないようにしてあるんですかね?まあ、USBメモリなんて、だいたいが使えるサイズでパーティションを作ってフォーマットもされて出荷されているものなので、USBメモリのパーティション操作が必要になるなんて、そうめったにないとは思うので、別によいのですが。



ubuntu 16.04 LTS にアップグレードしてみた

以前インストールしていた ubuntu を 14.04 LTS から 16.04 LTS にアップグレードしてみた。

まあ、アップグレードの手順はとても簡単で、「ソフトウェアの更新」プログラムを起動して更新有無を確認して、「このコンピュータのソフトウェアは最新です。しかしながら、ubuntu 16.04 LTS が入手できます。」みたいなメッセージが出たら、そのあたりから「アップグレード」を選択していけば、ほぼ問題なく行けるのが普通と思われます。

参考:
 更新 - Ubuntu となかまたち


本当は 16.04 LTS がリリースされた直後である今年の4月22日頃にもやってみようとしたことがありました。だが、その時は、16.04 LTSのISOイメージのダウンロードはできるようにはなっているものの、まだ「ソフトウェアの更新」のところからのアップグレードはできるようになっていなかった、と記憶している。それで、しばらく放置していたものを、そろそろと思い立ってやってみたところです。

で、今回のアップグレード固有ではないところで、ちょっとした問題が1つありました。
/boot の空き容量が足りなくて、更新プログラムのインストールできない、というもの。
別に 16.04 LTS へのアップグレードに限らず、より日常的な普通の小さめの更新の場合にも同様の事が起こりえます。

で、/boot の中を見てみると、どうも使われなくなった古いバージョンのカーネルなどのファイルが蓄積しているようだった。
古いバージョンのファイルを個別に移動するなどでも何とかなりそうではあったが、一応ググってみると、apt-get remove を使用して、ちゃんとパッケージとして不要なものを消す、という手段があったので、こちらで対応して、空き容量を確保できて、アップグレードを進めることができるようになった。

インストールされているLinuxカーネルの確認
$ dpkg --get-selections | grep linux-image

不要なバージョンの削除(例)
$ sudo apt-get remove linux-image-3.13.0-32-generic

参考:
 【ubuntu】/bootの容量不足でupgradeできないときの対処方法


ちなみに ubuntu 16.04 LTS へのアップグレードプロセスの中では、「Linux カーネルの中のこれらのバージョンはもう使わないので消すよ」というタイミングがあって、結果として最新の2バージョン分のみが残っていた。
※実際のメッセージは英語で正確には覚えていないのだが、まあそんな雰囲気で。。。
さすがにバージョンを上げる時にはその辺をクリーンにする事は考えられているようですが、とはいえ、今回はそこに到達する前にそもそもアップグレードが開始できなかったので、個別に対応する必要がありました。

さて、細かい問題などは色々とあるのでしょうが、オープンソースでさえこんなに簡単な自動アップデートの仕組みが整えられているのが、まあすごい世の中になったものだ、と改めて思います。

記事検索
プロフィール

ntakano75

フリーランスでシステムエンジニアをやっておりました。

Twitter
AdSense
Amazon
  • ライブドアブログ